日本人としてこれだけは学んでおきたい政治の授業

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日本人としてこれだけは学んでおきたい政治の授業

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569800448
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

政治家とは何をする人間なのか? 改革はどうすれば実現できるのか。政治家志望の若者に永田町のプロが教える「白熱の政治学講義」。

【著者紹介】
政治評論家

内容説明

「世界に冠たるわが国の歴史」―これを知らずして政治は語れない!野田首相も学んだ松下政経塾の特別講義を完全収録。

目次

第1講 永田町の政局より大切なこと(過去を知らない政治家たち;われわれは「高貴さ」を見失わなかった ほか)
第2講 「まるドメ」の発想はもう通用しない(貿易自由化の交渉ができない;まるっきりドメスティックな連中 ほか)
第3講 民主党は何を間換えたのか(「トロイカ体制」の終焉が再生のラストチャンス;「小鳩政権」が揺るがせた日米基軸外交 ほか)
第4講 公務員制度改革をあきらめるな(民意は官僚政治を望んでいない;農業は規制産業の典型 ほか)
第5講 政治家よ、エネルギー問題から逃げるな(「原発ゼロ」で済む話ではない;原発は国家産業の「ベース電源」である ほか)

著者等紹介

屋山太郎[ヤヤマタロウ]
1932年福岡県生まれ。東北大学文学部仏文科卒業。時事通信社に入社後、政治部記者、ローマ特派員、官邸クラブキャップ、ジュネーブ特派員、解説委員兼編集委員を歴任。81年より第二次臨時行政調査会(土光臨調)に参画し、国鉄の分割・民営化を推進した。87年に退社し、現在、政治評論家。「教科書改善の会」(改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会)代表世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

31
2011年は東日本大震災が起こり日本の分岐点となった年。菅鳩政権をボロクソに叩いているがただの保守でもない。幼保の一元化であるこども園は評価する。官僚主導を批判し、根拠もある。脱原発に疑問を呈す論調も理想論だけでなく納得。パナソニックは30万人で9兆円の売り上げの中、農業は260万人で8兆円。守るだけでは日本の農業は強くならないとも。西洋人の発想ではすぐ闘うか逃げるの選択肢しかない。一瞬のにらみ合いの間がある。日本人の根本は武士道である。災害時には列に並び、強奪も起きない。私自身日本を知らなすぎた。2019/10/28

G-ta

4
簡易な説明の政治の本ではあったが、近代史、行政(官僚)の話を絡めて構成もすごくよかった。保護されすぎている産業は伸びないと他の本でもよく論じられているがいい加減見直しが行える政治家・政府は出てこないのか。パナソニックは30万人で9兆円、農業は260万人で8兆円。1次産業、2次産業の違いはあるがそれにしても違いすぎ。2012/04/15

rubix56

3
☆☆☆☆ 3h 2011年以来の再読 政治評論家の屋山氏が松下政経塾での講演を下地に書籍にまとめたもの とても、読みやすくわかりやすい。 書かれた当時は丁度、野田政権に変わった頃で、期待?も込めて、書かれているのに対して、前任者の鳩山、菅の両氏に対してはボロカスだった。 今現在、自民党に回帰して、屋山氏がどのように評するのか、伺ってみたい。2015/01/29

Hiroki Ishiyama

3
政治評論家として今の日本が抱えている問題点を分かり易く論じていると思う。保守的な論調として良書なのだが、TPPの問題は農業だけではなく、金融部門とかも大事なはず。いずれにせよ、平易な文章なので沢山の人に読んでもらいたい。2011/11/27

rubix56

2
原発、農業、官僚支配に中心にこれまでの日本からこれからの日本について屋山氏が自説を述べている。 2011/10/31

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