出版社内容情報
ユング心理学で、あなたの本質を解き明かす。自分の個性を伸ばし、仕事も恋も人間関係も、全てが上手く回りだす、人生の手引き書。
【著者紹介】
大妻女子大学教授
内容説明
あのユングが研究に20年を費やした性格類型による人生を劇的に変えてよりよく生きるヒント。
目次
1章 「本当の自分」がわかるユング心理学
2章 ユング理論による8つの性格タイプを知る
3章 8つのタイプとそれぞれの性格
4章 8つのタイプそれぞれの弱点と強化策
5章 8つのタイプそれぞれどんな生き方が幸せを呼ぶか
6章 それぞれのタイプと上手につき合うには
著者等紹介
福島哲夫[フクシマテツオ]
1959年生まれ。大妻女子大学人間関係学部教授。明治大学文学部卒業後、慶應義塾大学大学院博士課程単位取得満期退学。臨床心理士。東京の青山心理臨床教育センターにて心理療法と教育講座を行う一方、日本では数少ないユング派の精神分析スーパービジョン、教育分析を受けたユング心理学のスペシャリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイロニカ
7
タイプ論の入門書『MBTIへのいざない』が詳細ながらもやや難解だったので、更なる理解を求めてこちらも補完的に読んでみた。タイプごとの傾向を主機能8つに絞って解説し、知覚(P)と判断(J)については言及せず補助・第三機能は並列して紹介。劣等機能は弱点要素としてシチュエーションなどを交えて解説し、行動や会話を通じたエクササイズによる機能強化を勧めている。内向型の感覚と直観に関する認識がオタクやスピリチュアルだったりと極端すぎないかとも思うが、あやふやに混同しかけていたイメージを差別化することはできそうだ。2020/10/07
バケツ
6
マイヤーズのMBTIと混同している感想が見られるが、これはユング心理学。ユング心理学をマイヤーズが進化させたものがMBTI。ちなみに有名な16personalitiesはMBTIとは無関係の性格診断で、心理機能を用いていないはずなのでユング心理学を読んでも仕方がない。- 例が感情型妻&思考型夫とか感情型OLとかばかりで一定数存在するはずの感情型男性のイメージがあまり沸かなかった。性別を示さないとタイプの説明を書けないわけでもあるまいに。脳科学の話も最近別の結果が出ているらしいので話半分。2022/01/09
ゆうろ
2
ユングの「タイプ論」を元にした本。自分と向き合う取っ掛かりとしては良さそうな本。長所を伸ばしたり、短所を補ったりする具体例は少ない。自分のタイプとしては「内向思考タイプ」。 2015/05/20
暗頭明
2
良書。参考文献が2冊しか挙がっていない上、(読みやすいが故にか)内容に物足りなさを感じていたものの - もうユング自身の『タイプ論』に当たるしかないのだろうか - だんだんこれはよく練られた本、何十年という、著者の臨床体験や辣腕編集者の技が光る作品と感じてきた。実際、最後に「イラストや漫画を使って、できるだけ具体的にわかりやすくしましたが、すべて練りに練ったものです」とあり、その通りだという読了感をもった。たとえば、内向直観タイプのダメ会話例B:2014/12/02
森 瑞貴
1
イラストなどまとまっておりわかりやすい。どちらかというと自分のことを知りたい人向け2022/02/16