PHP新書<br> 知らないと怖い糖尿病の話

電子版価格
¥679
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

PHP新書
知らないと怖い糖尿病の話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569799346
  • NDC分類 493.12
  • Cコード C0247

出版社内容情報

高齢化により糖尿病患者が急増。その怖さを国民はあまり知らない。透析など医療費の膨張も大問題。再生医療との関わりも論じる。

【著者紹介】
日本医科大学付属病院再生医療科教授

内容説明

がんは命にかかわる病気だけれど、糖尿病は大丈夫だろうと思っているとしたら、大きな誤解である。多くの合併症を併発し、網膜症、神経障害をはじめ、腎症が悪化し透析に至るケースも増加している。また、末梢神経障害や閉塞性動脈硬化症が重症化すると、足の一部が腐る壊疽を起こす。さらに、透析などの医療費負担の急増にも警鐘を鳴らす。本書は、再生医療の専門医が、糖尿病の怖さをわかりやすく解説するとともに、マゴット(うじ)による最新治療法を紹介する。生活習慣不良の中高年必読の書。

目次

第1章 なぜ、糖尿病が国を亡ぼすのか?
第2章 最低限知っておきたい糖尿病の実態
第3章 間違った治療法が糖尿病患者さんを悪くしている
第4章 日本初の臨床診療科としての「再生医療科」
第5章 ハエの幼虫を使った新治療法
第6章 糖尿病患者さんにこれだけは知っておいてほしいこと

著者等紹介

宮本正章[ミヤモトマサアキ]
1959年、東京都生まれ。84年、近畿大学医学部卒業。米国UCLA糖尿病研究センター研究員、98年、日本膵臓学会学術賞受賞、日本外科学会国際委員会98年度ドイツ外科学会出席旅費給付生(ドイツGiessen大学留学)、京都大学再生医科学研究所器官形成応用分野助教授、財団法人京都大学後援会海外派遣事業(短期派遣)米国Miami大学研修などを経て、2002年に日本医科大学第一内科助教授。07年より付属病院再生医療科部長。同年、マゴットセラピーシステムを生産・販売する(株)バイオセラピーメディカルを創業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

牧神の午後

9
恥ずかしながら、糖尿病の教育入院を経験している身なもんで、前半の糖尿病の恐ろしさはよ〜く知ってます。でも一時の減量成功、血液サラサラが1年経つと、薬で何とか押さえている状態の体たらくなわけですが(爆)。後半の再生医療がこの本の本領で、iPS細胞などの先端医療もそうですが、それ以上にマゴットセラピー=蛆虫治療が、原理は判っていてもなんというか、、、。うん、がむばって糖尿病を悪化させないようにしないと。2014/07/07

moe

2
糖尿病の合併症で再生医療が使われていると初めて知った。そのようにならない予防医学がもっと浸透して欲しい。2019/08/29

むっちゃん

0
マゴットセラピーというウジ虫を使った糖尿病の再生医療について詳しく書かれてあります。しかしこのマゴットセラピー・・・youtube などで動画を見るとなかなかのグロです(笑)。前半は糖尿病の恐ろしさについて説明されています。途中難解な部分もありますが非常に読みやすく健康に関心のあるかたには読んでもらいたい一冊です。2012/01/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4505166
  • ご注意事項

最近チェックした商品