出版社内容情報
高齢化により糖尿病患者が急増。その怖さを国民はあまり知らない。透析など医療費の膨張も大問題。再生医療との関わりも論じる。
【著者紹介】
日本医科大学付属病院再生医療科教授
内容説明
がんは命にかかわる病気だけれど、糖尿病は大丈夫だろうと思っているとしたら、大きな誤解である。多くの合併症を併発し、網膜症、神経障害をはじめ、腎症が悪化し透析に至るケースも増加している。また、末梢神経障害や閉塞性動脈硬化症が重症化すると、足の一部が腐る壊疽を起こす。さらに、透析などの医療費負担の急増にも警鐘を鳴らす。本書は、再生医療の専門医が、糖尿病の怖さをわかりやすく解説するとともに、マゴット(うじ)による最新治療法を紹介する。生活習慣不良の中高年必読の書。
目次
第1章 なぜ、糖尿病が国を亡ぼすのか?
第2章 最低限知っておきたい糖尿病の実態
第3章 間違った治療法が糖尿病患者さんを悪くしている
第4章 日本初の臨床診療科としての「再生医療科」
第5章 ハエの幼虫を使った新治療法
第6章 糖尿病患者さんにこれだけは知っておいてほしいこと
著者等紹介
宮本正章[ミヤモトマサアキ]
1959年、東京都生まれ。84年、近畿大学医学部卒業。米国UCLA糖尿病研究センター研究員、98年、日本膵臓学会学術賞受賞、日本外科学会国際委員会98年度ドイツ外科学会出席旅費給付生(ドイツGiessen大学留学)、京都大学再生医科学研究所器官形成応用分野助教授、財団法人京都大学後援会海外派遣事業(短期派遣)米国Miami大学研修などを経て、2002年に日本医科大学第一内科助教授。07年より付属病院再生医療科部長。同年、マゴットセラピーシステムを生産・販売する(株)バイオセラピーメディカルを創業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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