子どもが親に「別に…」しか言わないワケ

電子版価格
¥1,100
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

子どもが親に「別に…」しか言わないワケ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569799261
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0012

出版社内容情報

親・教師に対する子どもたちの気持ち、赤裸々な性事情を明かす生声メールをもとに、子どもたちの心のリアルな姿を綴る。

【著者紹介】
ノンフィクション作家、講演家、歌手、タレント

内容説明

聞いてくださいこれが、子どもたちの生の声です。―大人は信用できない。生きるのがつらい。傷つけられた心を正直に綴ったメールを満載。今、大人が向き合うべき現実がここにある。子どもたちに寄り添ってきた著者からの魂のメッセージ。

目次

序章 どうしたら子どもたちは心を開くのか
第1章 子どもの定義を考える
第2章 大人の知らない子どもの世界
第3章 大人の知らない子どもの性事情
第4章 大人に言いたいこと
第5章 世間で言うところの“普通の良い子”のつぶやき
第6章 「別に」族のなれの果て
第7章 「別に」族をつくらないために

著者等紹介

石田志芳[イシダシホ]
奈良県生まれ。片耳が聞こえないという障害を乗り越え、プロのシンガーソングライターとしてレコード会社に所属し、全国でトーク・ライブを展開する。児童福祉活動を自らの芸能活動の目的とし、全国の少年院や児童養護施設・学校などでライブ、講演を行なっている。自分自身の被虐待経験や心の病・身体の障害といったものを超えて、大人や子どもたちに「生きて夢を持つことの大切さ」を伝え続けている。現在は作家活動も精力的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

8
子どもには子どもの世界があり、価値感を持っている。それを無視していつまでもずっと幼かった頃のままのイメージで話しかけたとしても、それは効果が無い。それどころか、話しても仕方ない相手という認識を与え、マイナスの結果に陥るということになってしまう。相手を一人の人間として尊重することが心を開かせるためには必要となる。2013/11/27

阿呆った(旧・ことうら)

3
子どもの立場になって、大人に物を申しているのだろうけれど、正直言って少し胸糞悪い。あまり本の悪口は言いたくないけれど、著者は自分に酔っている感じがする。◆『~すべき論』が感情的になっている。子どもが全面的に善であり、大人が全面的に悪であるという極めて単純な二項対立になっているあたりが気に入らない。◆著者経歴を見てみると、片耳の聞こえないシンガーソングライター。専門家やカウンセラーではないのね。こんな私の行いが素敵♥みないな話のしめ方をしている。◆制度改善提案など、せめてもう少し具体的な話をしてほしい。2016/09/01

やまてる

0
せつららな子どもたちの言葉、「親がウザイ」。だから、「別に」と答えるのだ。子どもから大人へと成長する10代。揺れ動く心境変化の世代。大人たちのウソが、嫌と言うほど目に付くのだ。自分たちのことを聞いてくれないくせに、「勉強しろ」ばかり言う親がうとましいのだ。子どもだって、人権を持っている。感情も持っている。ロボットではない。しかし、育ててやった感がある親は気づかない。純粋すぎる子どもたちが、そこで挫折していくのだ。虐待だけが暴力ではない。暴言だって、暴力だ。子どもたちが望むことはただ一つ、話を聞いて欲しい。2013/08/19

日奈月 侑子

0
こういう時期は自分にも覚えがあった。そして、ひょっとしたらそのまま育ってしまっているからこそ今の自分なのかも知れない、とも。特に、大人に言いたいことの章は、拙い文章の中にしんどさとかが篭ってるような気がして…若干他人事とは思えない自分が居た。 こういう呟きを、見つけて馬鹿にしないでそっと手を差し伸べてくれるような大人が必要だと思う。できれば自分がなれればそれに越した事はないんだけど…。 それにしても、この筆者さんの行動力凄いなあ…。2012/11/30

イズアル

0
タイトルと、その訳は同意出来るけれど、それ以上のものは感じませんでした。2012/03/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4096092
  • ご注意事項