出版社内容情報
戦跡を巡りつつ戦史を書き続ける著者の最新刊。今回は、ガダルカナル、バターン、インパールなど注目の戦跡を舞台に描き上げる。
【著者紹介】
戦史作家
内容説明
戦場となった地を見つめながら綴られた、戦史紀行。ガダルカナル、インパール、バターン、ビアク、アンガウルなど、貴重な現地見聞を踏まえた比類ない一作。
目次
1 錯誤から始まったガ島戦
2 「菊月」よ、静かに眠れ
3 魔のジャングルに呑まれる
4 海から攻めたら勝てた
5 ムンダ、コロンバンガラの戦い
6 張鼓峰事件の現場に立つ
7 ビアク島玉砕とバンドン攻略
8 玉砕の島アンガウル
9 バターン「死の行進」の虚実
10 遙かなインパールへの道
11 ミイトキーナ、バーモの戦い
著者等紹介
牧野弘道[マキノヒロミチ]
1935年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、産経新聞社入社。競馬エイト編集長、サンケイスポーツ文化部長、産経新聞編集委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんふぁ
1
よくそんな遠いところまで行かれたな…と。ほんとに今も守っているような。先人たちの想いは、計り知れないです。2015/04/17
鈴木貴博
0
「戦跡を歩く」、「戦跡に祈る」に続く著者による戦跡巡拝記の第三弾。本作では、ガダルカナル、インパール、アンガウル、バターン半島・コレヒドール島、張鼓峰事件の現場等を巡拝している。場所によっては安全性や交通・滞在手段等の問題で行くことに大きな困難が伴うのだが、戦没者の鎮魂に対する強い思いにより各地の訪問を続ける著者に頭が下がる。自分は縁あってガダルカナルに行ったことがあるが、まずは厚生労働省が責任をもって、ということになろうが、各地とも、後世の国民が関心を持ち続け、訪問を続ける必要がある場所だと思う。2019/01/05
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