出版社内容情報
人気番組だった「コメディーお江戸でござる」の脚本家が描く、瑞々しい江戸庶民の世界。落語のような軽妙な語り口が魅力の短編小説集
【著者紹介】
コメディー作家、演出家
内容説明
『風が吹けば夫婦が別れる』、『跡継ぎ先に立たず』、『夢は千里を走る』、『夜逃げ屋と呼ばれて』…など、笑いあり、涙あり、人情ありの短編時代小説20。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とうこ
7
江戸好きだし表装に惹かれて読んでみた。小話が沢山なのだけど、ほぼ全ての結末がもやる。唯一面白いと感じたのは狐の話。人間とは違う思考と行動原理での、斜め上いくオチは良かった。2025/03/18
のぶ
2
この滝さん、私が子供の頃に見てたお笑い番組で脚本スタッフとしてすでに活躍していた方のようです。テレビ界ではもう重鎮クラスでしょうか。江戸を舞台にしたドラマとかそういう作品にも長く携わってたらしく、本書はそのスピンアウト本ということかも知れません。短編が18話、短編というよりショートショートと呼ぶべき長さかな。表紙絵の呑気そうな雰囲気とは裏腹に、苦味の多い本(ブラックな結末の比率が高い)なのと、作品同士の繋がりがない(作品世界を作ろうとしてない)あたり、星新一もしくはイソップのお江戸版、みたいな読後感です。2016/02/14
あかんべ
2
読んでいたのに印象が薄いためまた読んでしまった。印象がうすいのは結末が「皮肉な結果に終わった」というべき短編集だからか?もやっとした感じが残る。しゃれが利いたタイトルも12編めぐらいで息切れか?2013/07/20
kamekame
0
ショートコントでした。2016/05/10
sai
0
短編集だからか、さらりと進んでしまう内容に、う~ん読み応えは感じられなかったなぁ~。2013/05/24
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