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四色(よしき)の藍

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569796758
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

仇討ちに挑む四人の女。それぞれの愛憎の行方は…。『金春屋ゴメス』『善人長屋』の著者が描く、楽しくも切ない、エンタテインメント時代小説。

著者等紹介

西條奈加[サイジョウナカ]
1964年、北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。斬新な設定と、人情味溢れる物語で注目される、気鋭の時代小説家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

96
読破。主要な人物が登場し終わる第二章途中で、今後の展開が見えてしまった…。それぞれ抱えたものが絡まりあって、メインの流れを作ってしまったからか、時代劇っぽい作品になってしまったかな。四色の藍→四人の愛の色なら、もう少し重きを身近に置いても良かったのではないか。ちと残念。2014/03/08

きりこ

86
「朱龍哭く」のように女子力が結集するあだ討ち話。4人の女性は年齢も境遇も気質も全く違い皆個性的。なかでも潔癖な伊予と正反対なお唄が心通わせるようになる話が素敵。悪人顔で怪し過ぎる東雲屋とそこに潜む伊予のあだ討ち相手の悪事をどう暴くのかそればかり気になっていた前半。やがて様々な出来事が一つに繋がっていき、敵味方が逆転する真相には驚きました。子を思う母の愛に涙し、信頼する父親に利用された人間の悲哀を思う。 事件解決とともに4人の女性が心穏やかに暮らせる日々が来るであろうと読後感は良かったです。続く→ 2014/09/30

greenish 🌿

84
夫を何者かに殺された藍染屋の女将は、同じような事情を抱える女たちと出会う。仇討ちに臨む女たちの、それぞれの愛憎の行方は・・・  ---「女の中に弱み辛みを隠す者と男の中に弱み辛みを隠す者」哀しい過去を持ちながら、凛々しく、そして人を慈しむ心を持ちながら前に進んでいく女性たちが魅力的に描かれています。幾重にも折り重なったそれぞれの事情が、とても切なく、それでいて優しく解かれていく結末にも驚かされます。 女性たちの想いの深さと強い絆を《濃藍》に込めた西條さんの作品世界。とても惹き込まれて読了しました。2013/10/14

Shinji Hyodo

83
西條奈加さんの時代物は結構お気に入りです。と言ってもまだ三冊ほどですが…この物語も人情味たっぷりなのですが、謎解き要素が意外に深く、亭主を殺害された藍染屋の女将が三人の仲間を得て真犯人を追い詰めて行く過程で仇討ちあり、御家騒動あり切ない恋話ありで結構盛りだくさんのエピソードを絡めながらも最後はそう来たか⁉︎てな顛末で大団円に結ぶあたりはびっくりポンの展開でした。江戸の人情話として読むのか、謎解き話として読むのか、貴方はどっち⁉️今年はいろんな作家さんの時代物に触れたいと思う今日この頃です2016/01/10

ちはや@灯れ松明の火

80
胸の内に湛えた悲哀は濃藍の如く底知れず、相討つことをひたすら誓った。奪われた生命と貶められた誇り、隠された真相を求めて出自も世代も異なる四人は出会い手を携える。還ることのできないあの日は仄かに色づく瓶覗き、思慕と疑念が入り混じり青みを帯びていく薄藍、拭い落とせない罪に染まった水浅葱、信じていたい淡い希望を塗り潰す褐色。ぶつかり合いながら、支え合いながら、其々が抱いた異なる思いの色を時の流れが更に変えていく。深みを増すように、濁りを洗い流すように。ただ想う、想い続ける、悔いも痛みも哀しみも奥に抱いた縹色。 2012/05/15

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