出版社内容情報
新しい命の誕生は、どんな時も私たちの心に希望を与えてくれます。小さな命を育む日々を豊かな感性にあふれる詩とイラストで描く本。
【著者紹介】
作家
内容説明
おっぱい、だっこ、はいはい―こどもの成長に合わせてつづられる言葉と絵。すべてのおかあさんに贈る花束のような詩集。
目次
おなかの海
ひかりのあるところ
わらう練習
ゆうがたなき
はいはいとだっこ
あるくかいじゅう
でたらめうたとさんぽ
おかあさんの時間
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののこいちご
49
とにかく泣きました。滝のように涙が出ました。ページをめくって読むたび次々と涙がこぼれ落ちます。あとがきを読んでいるときはもう声を出して泣いていました。泣ける本です。2022/10/11
まきこ.M
48
子守唄のように、おーなりさんの詩と絵と言葉が心をほぐしてゆく。変化を見逃さずに、生命の周りをとりまく見えないものまで繊細に感受性豊かに紡がれる色とりどりの蕾の花のような詩。まだ姿は直接見えないけれど、自分と深く繋がっているもう一つの生命。いつもずっとふたり。現象をどのように捉えて、どう受け止めるかで、ガラリと変わる心の持ち方。ささいな事を見逃さずに、驚きと喜びの心の目を持てますように。2015/09/29
ひほ
29
だんだんおかあさんになっていく様がやさしく描かれた詩集。これから母になる人におすすめです。そしてすでに母になってしまった人も昔を思い出して優しくなれる本です。2016/11/05
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
28
こんな風に思える人たちばっかりだったら、この世から幼児虐待なんて、なくなるんだろうなぁ~・・・!ホント、赤ちゃんって、愛おしいね♥おーなりさんの詩とも歌詞とも言える素敵な本で、おかあさんというのは、どういう風に赤ちゃんと成長していくのかが、感じられて、温かかった☆2011/12/03
anne@灯れ松明の火
22
ブログでご紹介。タイトルに惹かれて。おーなりさんが、お腹に命を宿してからの気持ちを綴った詩集。誰もが初めからお母さんじゃない。お腹の子、産まれた子との日々を重ねて、ゆっくりゆっくり、お母さんになっていくんだね。読んでいると、心がふるえて、うるうるしてくる。優しいイラストもとても素敵。出産祝いより、おめでたのお祝いに贈りたい本。すごく評判もいいのに、古書でしか手に入らないようだ。ネットで古書を購入して、プレゼントした。2022/10/01