PHPビジネス新書<br> 時代の“先”を読む経済学―日本と世界の潮流をつかむ70の視点

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時代の“先”を読む経済学―日本と世界の潮流をつかむ70の視点

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569795607
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C1234

内容説明

「経済学」の観点から見れば、新聞・ニュースから時代の流れが読み解ける!本書は著名な経済学者が、ビジネスに役立つ70の視点をわかりやすく紹介していく。流通・マーケティング、企業戦略など身近なテーマから、日本経済・国際経済の動きまで縦横に解説。円高・円安の行方、中国経済の今後、TPPの意義など話題のトピックも満載。

目次

第1章 企業戦略を読み解く視点「日本企業」生き残りの道はどこにあるのか?―「企業戦略」の今後を読むためのポイント
第2章 流通・マーケティングを読み解く視点変わりつつある消費者、変われない企業―「流通・マーケティング」の今後を読むためのポイント
第3章 国際経済を読み解く視点激変する世界に日本はどう立ち向かうのか?―「国際経済」の今後を読むためのポイント
第4章 為替を読み解く視点なぜ、我々は円高・円安に一喜一憂するのか?―「為替」の今後を読むためのポイント
第5章 マクロ経済を読み解く視点経済は、必ずしも予測どおりには動かない―「マクロ経済」の今後を読むためのポイント
第6章 経済政策を読み解く視点迷走する政治問題の「根本の原因」を見抜く―「経済政策」の今後を読むためのポイント

著者等紹介

伊藤元重[イトウモトシゲ]
東京大学経済学部卒。1979年米国ロチェスター大学大学院経済学博士号(Ph.D.)取得。専攻は国際経済学。1996年より東京大学大学院経済学研究科教授、2006年2月より総合研究開発機構(NIRA)理事長、現在に至る。2007年から2009年まで東京大学大学院経済学研究科研究科長(経済学部長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がっち

2
国際経済学の権威である伊藤先生が書いた本。TPPを推す理由はここにあるのだろうなぁと思うが、ただ3.11以降では違和感がある。そりゃここの戦略や企業の様子からみればグローバル化を促進させることが吉であるが、国内全体からみたとき、マクロ的な視点をもったとき全体効果ではどうなるのか、これが抜けている。事実私もグローバルの流れには逆らえないと思うが、しかしプロセスがとても大事だ。2012/08/16

たいそ

2
「鳥の目、虫の目、魚の目」と「名目、実質為替レート」は参考になった。ただ、国際経済はともかく、国内については震災後状況が変わってしまったためか、違和感を感じる視点もある。2011/07/13

ぶひん

2
コラムのまとめだけあって読みやすい。各テーマごとに要約が載っているのもよい。ただ主張が一般論で終わってしまっているところも多く物足りない読後感がした。不動産・住宅市場も再開発の視点から見れば未来があるという主張は新しい視点でよかった。あと、今後アジアに、中国や東南アジア連合といった日本以上の経済規模を持った大国・地域が出現以上、日本がそれらの国の成長を自らに取り込んでいかない限り未来がないということも分かった。2011/04/28

nizimasu

2
テレビでもおなじみの伊藤先生の連載をまとめた本。とにかく広範なテーマをわかりやすく解説。経済の分野であれば、池上さんの後継者にもなりうるかゆいところにも手が届く説明ばかり。しかし、現状の日本の経済には厳しい提言も。ソフトな語り口とは裏腹に意外とシビアな人かも知れません。2011/03/21

seminoles

1
一度も会社に属したことのない経済学者の言葉ってリアリティがない。スポーツの解説者と一緒で言うだけは簡単で、その中に入ってみないと分からない難しい問題に気づいていない。 実際政治家になってやってみてほしい。2012/01/27

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