出版社内容情報
インド、インドネシア、マレーシア…。ここで負ければ「明日」はない!「新興国市場」制覇に賭ける日本企業の壮絶なドラマの舞台裏。
【著者紹介】
経済ジャーナリスト
内容説明
インド、インドネシア、マレーシア…ここで負ければ明日はない。急拡大する「新興国市場」制覇に賭ける日本企業の壮絶なドラマの舞台裏。
目次
序章 大坪文雄の「打倒サムスン」宣言
第1章 インド市場に賭けるパナソニックの命運
第2章 「全面撤退目前」から「怒涛の進撃」へ
第3章 最安値の価格帯でも勝つ!
第4章 「現地化」がインドネシア市場回復の鍵
第5章 マレーシアに生きる松下幸之助の理念
第6章 パナソニックはサムスンに勝てるか
著者等紹介
財部誠一[タカラベセイイチ]
1956年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、野村證券に入社。同社退社後、出版社勤務を経て、経済ジャーナリスト。1995年、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」設立。金融、経済誌に多く寄稿するとともに、テレビ朝日『報道ステーション』、BS日テレ『財部ビジネス研究所』などテレビやラジオでも広く活躍中。また「ハーベイロード・ジャパン」にて、「財政均衡法」など各種の政策提言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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しょうたろう
1
インドが今後の重要な市場になるのは間違いない。現地の風土、習慣にいかに合わせていけるか。門真の壁、OEMでの製品展開など面白い話がいっぱいだった。2011/08/05
もりけい
0
近年の新興国に対するパナソニックの取組みがよくわかる。従来の欧米向けの商品をダウングレードして作る考え方ではなく、はじめからインドの価格帯を目指してOEM/ODMも使いながら開発を行っている点は意外だった。2013/02/03
kunihiko@240mercer
0
新興国とりわけインドに社運をかける大坪社長。nanoを分解のエピソード、文春に発表したsamsung打倒の秘策、等。インドネシア、マレーシアを ふくめLG、samsungの韓国勢とのストリートファイトを詳述。2012/04/16
めろりん
0
大坪社長になってからパナソニックがとってきた施策、特に海外に向けての意気込みがよく伝わる。 特にnanoを分解した下りはものづくりの意地を感じる。挫折が続く日本企業のアジア進出に対して、業界で「商売人」と言われたパナソニックならではの仕事を見せて欲しいと思った。 会社の中期計画や年初の経営方針を説明されても、ここまで「こういうことをしたいんだ」というのは、一般社員には伝わらない。(少なくとも私には) 方針説明にはこれから先のことを綺麗な言葉でまとめてるだけ、だからじゃないだろうか。 こういう本をテ2011/09/20
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