内容説明
「電子出版元年」と呼ばれた二〇一〇年。出版業界では、様々な議論が巻き起こり、多くの電子出版ビジネスがスタートした。果たして電子出版は儲かるのか?「iPad」「Kindle」は、出版業界にとって脅威なのか?出版社、取次、書店はこれからどうなるのか?編集者の役割は終わってしまうのか?こうした疑問に、日本に先駆けて米国で起業し、いち早く電子出版を始めた若き起業家が一つの方向性と将来像を指し示す。出版業界、IT業界、そしてクリエイターたちに向けて書き下ろした「体験的電子出版論」。
目次
第1章 電子書籍に仕掛けられた罠
第2章 「iPad」「Kindle」は黒船なのか?
第3章 電子出版バカの壁
第4章 出版社は生き残れるのか?
第5章 電子出版はどこへ行くのか?
第6章 クリエイターよ、大志を抱け!
著者等紹介
立入勝義[タチイリカツヨシ]
1974年、大阪市生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒。2004年、日系企業の子会社代表として再渡米し独立。主に日系企業の北米進出を支援するコンサルティング業務を手がけ、2006年、さくらインターネットの米国法人を設立し代表に就任。オンラインゲームや映像字幕の翻訳事業、北米のIT事情についてのマーケティングリサーチなどを手がける。2009年1月に「意力(いちから)ブログ」を開設し電子出版とソーシャルメディアに関する最新情報などを積極的に発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
nchiba
ゐわむらなつき
きーあお
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