PHP新書<br> 電子出版の未来図

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PHP新書
電子出版の未来図

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569793535
  • NDC分類 023
  • Cコード C0230

内容説明

「電子出版元年」と呼ばれた二〇一〇年。出版業界では、様々な議論が巻き起こり、多くの電子出版ビジネスがスタートした。果たして電子出版は儲かるのか?「iPad」「Kindle」は、出版業界にとって脅威なのか?出版社、取次、書店はこれからどうなるのか?編集者の役割は終わってしまうのか?こうした疑問に、日本に先駆けて米国で起業し、いち早く電子出版を始めた若き起業家が一つの方向性と将来像を指し示す。出版業界、IT業界、そしてクリエイターたちに向けて書き下ろした「体験的電子出版論」。

目次

第1章 電子書籍に仕掛けられた罠
第2章 「iPad」「Kindle」は黒船なのか?
第3章 電子出版バカの壁
第4章 出版社は生き残れるのか?
第5章 電子出版はどこへ行くのか?
第6章 クリエイターよ、大志を抱け!

著者等紹介

立入勝義[タチイリカツヨシ]
1974年、大阪市生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒。2004年、日系企業の子会社代表として再渡米し独立。主に日系企業の北米進出を支援するコンサルティング業務を手がけ、2006年、さくらインターネットの米国法人を設立し代表に就任。オンラインゲームや映像字幕の翻訳事業、北米のIT事情についてのマーケティングリサーチなどを手がける。2009年1月に「意力(いちから)ブログ」を開設し電子出版とソーシャルメディアに関する最新情報などを積極的に発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

12
仕事の参考にと思い読む。確かに「誰でも作家」の時代がくるのだろうけれど、マーケティングの問題は頭が痛いし、作品としてのクオリティも酷いものが出てくる可能性も今以上にある。良い作品を作っていけるよう頑張ります。2011/09/01

nchiba

3
ニッポンのコンテンツを国際化してくチャンスとして電子出版を捉えるのは良いことだ。でも日本語だけをやってきた主要出版社にはそういう発想はあまりないだろうな。電子出版はどっちみちグローバル化するのだからニッポンの優良コンテンツをテコに世界へ打って出る発想でやって欲しいと思う。2011/05/05

ゐわむらなつき

2
学校の課題のために読んだ。一年以上前の書物であるが、情弱な私にとっては十分新鮮であった。KindleやiPadなどリーダーの対比や、普及率の高くない日本での展望など、電子書籍について多岐にわたって記述がなされていた。流通や著作権などが電子化における問題のようだが、国内でもそういう面をいち早く整備してほしいところだと感じた。2012年6月現在、まだ目立った展開はなさそうだが今後の経過に期待する。そして筆者が提案するマンガ事業には是非乗っかりたいものだ。2012/06/18

きーあお

1
感激した。日本のガラパゴス化についての記述、電子出版に関する具体的な記述がとてもよかった。最近、新書読んでなかったな~2012/04/15

Shinya Kusakabe

1
『新しい市場ではルールをつくれる者が勝者となる』どす。2011/10/28

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