内容説明
治るがんは、より確実に治す。治療後の転移・再発を防ぎ進行がんに対する標準治療の効果を高める。体にやさしく副作用もない。末期がんにも威力を発揮。常識では考えられないケースが続々!驚異的な効果を誇る治療法とは。
目次
なぜ「温熱・免疫療法」なのか
第1章 温熱療法は、なぜがんに効くのか(熱によってがんは消滅する―「高熱でがんが治る」ことは昔から知られていた;温熱療法が放射線療法と相性がよい理由―それぞれの不得意な部分を補い合うことができる ほか)
第2章 標準治療の効果を増強する免疫療法(マイルド・ハイパーサーミアへの取り組みと確認―私たちが免疫療法の研究を始めたきっかけ;温熱療法で、免疫が強化される―がん細胞の目印をはっきりさせて、攻撃しやすくする ほか)
第3章 自家がんワクチンで再発を予防する(再発を防ぐ、さらに強力な免疫増強法―「自家がんワクチン療法」と「ペプチドワクチン療法」;手術直後の自家がんワクチン接種が一番効果的―たった3回の注射で、免疫が強化される ほか)
第4章 総論と実践「温熱・免疫療法」の効果的な使い方(百万遍クリニックで治療を受けている患者さんたち―あらゆるがんに有効で“切り札”として利用可能;抗がん剤を使うことで、免疫力は低下しないのか―逆に免疫療法では、抗がん剤の副作用を利用できる可能性もある ほか)
著者等紹介
吉川敏一[ヨシカワトシカズ]
京都府立医科大学大学院消化器内科学教授。医学博士。1973年、京都府立医科大学卒業。米国ルイジアナ州立大学客員教授、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、京都府立医科大学第一内科学教授を経て現職。日本抗加齢医学会、日本酸化ストレス学会などの理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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