内容説明
モノが売れないと嘆きつつ、自分の財布の紐も確かに堅くなっている。そんな厳しい状況で、“GS世代”をターゲットにした商売が次々と成功をおさめているのにお気づきだろうか?健康や孫に投資を惜しまず、知的好奇心を満たしてくれる講座に殺到する「最後の富裕層」。お金と時間を持っている彼らに足りないのは「欲しいもの」だけなのである。“GS世代”の消費心理をくすぐるビジネスの現場に密着。
目次
第1章 今後、消費の主役はGS世代(盛況!熟年コンサート;グリーン車から見る景気回復;「まず仲間を作らせる」という発想;おひとり様専用ツアー ほか)
第2章 分析!GS世代の欲しいモノ(ますます元気なGS世代女性;「婦唱夫随」;レジャーとしての投資;勉強ビジネス人気のワケ ほか)
著者等紹介
西村晃[ニシムラアキラ]
経済評論家。1956年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、NHKアナウンサー、テレビ東京解説委員を経て、96年に独立。経済評論やマーケティングの第一人者としての評価は高く、年間300回、通算3,000回を超える講演をこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Humbaba
2
日本という国は非常に豊かになった.特に現在引退している60代の人々は,その豊かな社会を享受してきたと言える.その世代にとって最も足りていないものは,ほしいものである.彼らはお金を持っているので,ほしい物を提供する事が出来れば非常に大きなマーケットになりうる.2011/01/26
らんゆー
0
シニアを一括りにして多様なニーズを掴めていないのではないか。富裕層側のシニアに焦点を当てた本。2014/07/07
デューク
0
著者がコールデンシクスティーズ(GS)世代と名付けた団塊世代の消費攻略法。金はあるが、買いたいものがない世代にいかに買わせるかが、日本の消費回復の大きなテーマになる。2013/08/23
ぼにい
0
GS世代というのはゴールデンシックスティーズ。団塊世代のことであり最後の富裕層らしい。リタイアした団塊世代を対象にした成功例がいろいろと紹介されている。団塊世代マーケットについて知識のない方はどうぞ。富裕かどうかは微妙だけど、余裕はあるし、体力も知識も十分にあるのは間違いない。「東のエデン」で滝沢が2万人のニートを直列につなげてミサイルを迎撃したように、10万人のGS世代を集めて東北復興に動員する、みたいな「アルマゲドン」的大きな物語が欲しい。お金の話抜きで。そういう話に最も向いてる世代だと思うんだけど。2011/06/21
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