遅咲き偉人伝―人生後半に輝いた日本人

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遅咲き偉人伝―人生後半に輝いた日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569793191
  • NDC分類 281
  • Cコード C0095

内容説明

松本清張、大山康晴、森鴎外、新田次郎…遅咲きの偉人に見る生き方の知恵。

目次

多彩型(松本清張―幅の広さと奥の深さと圧倒的な仕事量で時代に屹立した大小説家;森繁久彌―たゆまぬ研鑽で時代とともに成長を続け大きく花開いた国民俳優 ほか)
一筋型(牧野富太郎―植物学という一つのテーマに人生のすべてをかけた世界的学者;大山康晴―絶頂からの陥落後、時間をかけて再起を果たした燻し銀の天才棋士 ほか)
脱皮型(徳富蘇峰―五十五歳から三十四年をかけて世界最大の著作を完成させた歴史思想家;寺山修司―年齢を重ねるほど、より華麗な大輪の花を咲かせた早世の天才表現者 ほか)
二足型(森鴎外―昼は陸軍軍医、夜は小説家としての両輪で生き切った明治の大文豪;新田次郎―役人と作家、二つの道を歩みながら優れた小説家として大成した仕事師 ほか)

著者等紹介

久恒啓一[ヒサツネケイイチ]
多摩大学経営情報学部教授。多摩大学総合研究所所長。宮城大学名誉教授。NPO法人知的生産の技術研究会理事長。1950年大分県中津市生まれ。九州大学を卒業後、日本航空(株)入社。広報課長などを経て早期退職し、1997年宮城大学教授に就任。2004年より中国・吉林大学客員教授を兼務。2008年度より現職。「図解コミュニケーションが世界を変える」と提唱し、その方法論をまとめた『図で考える人は仕事ができる』(日本経済新聞社)はベストセラーになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kenkou51

2
松本清張、森繁久彌、与謝野晶子、遠藤周作、武者小路実篤、牧野富太郎、大山康晴、野上弥生子、本居宣長、石井桃子、平櫛田中、徳富蘇峰、寺山修司、川田隆吉、森鴎外、新田次郎、宮脇俊三、村野四郎、高村光太郎。人生の後半に最高傑作や全盛期を迎えた、様々な分野の19人のエピソードなどがまとめられらている。ただ、本当の意味での遅咲きは数人ほどで他は若い時から活躍している人です。紹介する人数の多さから一人一人のエピソードが浅くなっているのは残念。2017/11/23

ラーメン小池

2
偉人の選び方については色々異論あるのはやむを得ないと思う。読んで感じたのは、ここに取り上げられている方々の人生中盤以降の勉強量のすごさです。逆に言えば中盤まで凡庸でもこれ以降努力すれば何かつかめるのかもしれません。2013/07/09

1
松本清張みたいな本当に遅咲きの人についても書いてあるんだけど、森鴎外とか寺山修司とか他にもたくさん若いうちから活躍していた人が載っていて、全然タイトル通りじゃない本。遅咲きの人じゃなくて、記念館を巡って印象に残った人を選んだんじゃないのかと思うほど各人の記念館の話ばかり。本当にそれ必要?と思うような偉人達の言葉の引用が多すぎる。2011/11/28

ビシャカナ

0
タイトルに違和感あり、紹介される人々のほとんどが、遅咲きというよりは早咲きでも枯れること無く老年まで咲き続けた人々といえる。また著者の趣味なのか文学者がほとんどだ。それでも一読の価値はある。どの人物もバイタリティに溢れており読んでいると気力が湧いてくるようだ。個人的には森繁久弥の老いることを楽しみような姿や、野上弥生子の老いを感じさせずに作品を生み出し続ける姿に感銘を覚えた。そして松本清張の「命と時間との競争だ」という言葉が心に残った。何事も先延ばしにして、やる気に欠ける自分には重い言葉だった。2013/06/07

まっちゃん

0
良い本でした。2012/11/10

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