内容説明
敵国ロシア人をも感動させた生き方・考え方の原点にあるものは何か?36年の生涯は私たちに何を語りかけてくれるのか。
目次
1 廣瀬武夫が現代に語りかけるもの
2 その覚悟とやさしさ、思いやりの原点(エピソードで綴るその人間力;国際人となった豊後竹田生まれの攘夷家;命をかけて守り通したものは何か;卓越した指揮力と最期の無念)
3 対談 四百年の城下町が生んだ「世界標準」の男
4 ロシアと日本の狭間で(「恋の物語」に秘められた謎;若きロシアウォッチャーが見たもの;現代ロシアから見た廣瀬武夫;ロシアでの新発見が語るもの)
5 対談 廣瀬武夫の魅力とふるさとの地域遺伝子
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
作家。1927(昭和2)年、東京都生まれ。東京都広報室長、企画調整局長、政策室長など要職を歴任後、79(昭和54)年、退職し作家活動に専念。在職中に培った人間管理と組織の実学を歴史と重ね合わせ、小説、ノンフィクション界に新境地を拓く
櫻田啓[サクラダケイ]
作家。1947(昭和22)年、大分県生まれ。専修大学法学部卒業。警視庁に32年間奉職ののち、出版社勤務を経て、現在、警察研修社代表取締役
辻野功[ツジノイサオ]
別府大学客員教授。1938(昭和13)年、香川県生まれ。同志社大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。京都造形芸術大学名誉教授、大分県竹田市の竹田大使
古庄幸一[フルショウコウイチ]
元海上幕僚長。1946(昭和21)年、大分県竹田市生まれ。69(昭和44)年、防衛大学校第13期卒業、海上自衛隊に入隊。翌年、海上自衛隊幹部候補生学校入校。2001(平成13)年、海将に昇任、第28代護衛艦隊司令官。03(平成15)年、第26代海上幕僚長。05(平成17)年、退官。現在は(株)NTTデータ特別参与
谷川清澄[タニカワキヨスミ]
元海軍少佐、駆逐艦「嵐」水雷長。1916(大正5)年、福岡県生まれ。34(昭和9)年、海軍兵学校65期入学、38(昭和13)年、66期卒業。太平洋戦争中は、「雷」航海長として香港攻略支援作戦、スラバヤ沖海戦、「嵐」水雷長としてミッドウェー海戦、ガダルカナルなどを転戦。戦後、民間企業、海上保安庁を経て海上自衛隊で勤務。70(昭和45)年、海将。71(昭和46)年、佐世保地方総監
阿川弘之[アガワヒロユキ]
作家。1920(大正9)年、広島県生まれ。東京帝国大学文学部を繰り上げ卒業の後、海軍に入る。中華民国漢口で終戦。帰国後、志賀直哉に師事し、文学の道に進む
平松守彦[ヒラマツモリヒコ]
前大分県知事、大分一村一品国際交流推進協会理事長。1924(大正13)年、大分県生まれ。東京大学法学部卒業。学徒動員で海軍に入る。49(昭和24)年、商工省入省。大分県副知事を経て、79(昭和54)年、大分県知事に初当選。六期務めた後、引退。2004(平成16)年春に勲一等旭日大綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
ダージリン
おかっち