人たらしの流儀

電子版価格
¥999
  • 電書あり

人たらしの流儀

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569792231
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ビジネスにも役立つ! これが外交の最前線で培われた“究極の対人術”だ!!
情報の収集、分析、読書術、交渉時のかけひき、お金との付き合い方、人脈を広げるコツから活かし方まで。
「知の怪人」と呼ばれる著者が、国家の重要局面や各国の要人から体得したノウハウを講義形式で公開する。
◎「天に宝を積む」ことで、あなたの世界が変わる。
◎揺さぶられたとき、判断基準は周囲に求めない。
◎会話の妙を『カラマーゾフの兄弟』に学ぶ。
◎「舐めてもらっては困りますよ」という意志を時には示す。
◎胆力は、机上の学問からは学べない。では、どこで学ぶ?……etc.
意のままに情報を引き出し、活用し、相手を虜にする! 悪用禁止の紙上講義。

内容説明

意のままに情報を引き出し、活用し、相手を虜にする!「知の怪人」が国家の重要局面で体得してきた対人術の要諦。

目次

インテリジェンスとインフォメーションの違い
正しい情報を取るための二つのルール
インテリジェンスとランチ
天に宝を積む
いい本の選び方、いい読み方
インテリジェンス的情報収集術―新聞と嘘
ローンとホノラールと貨幣の品格
人間として失ってはいけない大切な感覚
聞き上手になる
相手についている「見えない値札」を見抜く
小さな嘘で相手を見抜く
異業種交流会は夢への架け橋!?
オウム返し話法とお金の哲学
人脈のメンテナンスと耐エントロピー構造
テクネーとエピステーメー

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、埼玉県生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。分析のエキスパートとして活躍し、対ロシア外交の最前線で活躍。「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年5月、背任容疑で逮捕。東京拘置所に512日間勾留される。逮捕の後も辞職はせず、失職までの執筆時の肩書きは「起訴休職外務事務官」。’05年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

75
再読。対人関係論を実地で学ぶには障害が多過ぎます(やらかすとえらいことになりますね・・・)。ではどうするか?「人たらしの流儀」では小説やノンフィクションを数多く読むことで疑似体験することが対人関係論を実地で学ぶことに相当するのだそうです。なるほどです。本書からはインテレクチャル(教育による知識)とインテリジェンス(生きていく知恵、生き残る知恵)を得ることができますね。良書だと思います。2017/01/07

ehirano1

69
森元首相が新幹線の中で新聞を読み、気になった記事を破いて書類袋に入れる、という行為について、『破いた』という行為をやることで頭の中にインデックスを付けて記憶として定着させる。新幹線の中で破くのは、書斎の中で破いても変化がない。移動とか、変化のある時にやることで思い出すことが容易になる、という解説が圧巻でした。昨今は電子化全盛だし新聞記事はゲフンゲフンですので、更なる工夫が必要かと思いました。2022/05/18

鱒子

66
図書館本。外務省の第一線で活躍された佐藤氏の個人体験を踏まえたビジネス書であり、小峯隆生氏との対談でもある本書。対人関係を構築するテクニックの大小様々なことが書いてあります。パーティテクや超速読など、わたし個人には必要ない箇所もありますが、ヘェ〜面白い!と引き込まれながら読みました。血肉となる部分も多い本です。2018/12/31

ユーユーテイン

29
身の回りに溢れているインフォメーション(情報)を活用できるのがインテリジェンス(生きる知恵)、それを体系化したのがインテレクチュアル(教育)、これら3つが揃うのが人間。本書では、インテリジェンスのある人になる方法が語られている。その第一条件は「嘘をつかない」こと。これは、本当のことをペラペラ喋ってしまうことではない。核心部分は言わないが、嘘も言わない、そして相手もそうであることを心得ていることが、インテリジェンスの世界では必要なのだと思った。お金の使い方、人付き合いのヒントが書いてあり、なるほどと思う。2014/09/16

金吾

25
私の感じている佐藤さんのイメージは、本を大量に読んでいる常識人というイメージです。この本においても至極まっとうだと感じました。講義5、8、9、10が面白かったです。2023/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3309620
  • ご注意事項