内容説明
世界トップクラスの「勝つ戦い方」を徹底解説。戦術のスペシャリストが初めて語るサッカー組織論。
目次
1 スターと組織―ディエゴ・マラドーナで考える
2 チームがスターのスペイン―バルサ・スタイルの時代
3 スター監督とスター選手たち―現代の名将とは何か?
4 巨大化するクラブの戦略論―ビッグクラブの誕生と余波
5 大中小クラブの最強戦略―成功するチーム作りとは?
6 私論・日本代表にみる戦略と戦術―4年後へのチーム編成
7 世界のリーダー列伝―キャプテンが与える影響力とは?
8 Jリーグ伝説のチーム―勝ち続けるチームとは?
9 ボーダーレス時代の組織論―加速する多国籍化チーム
10 Jリーグとシーズン制―ビジネスか育成強化か
著者等紹介
西部謙司[ニシベケンジ]
1962年9月27日、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、3年の商社勤務を経て、サッカー専門誌「ストライカー」の編集記者になる。95年~98年までフランスのパリに在住し、ヨーロッパサッカーを堪能。現在はフリーランスのサッカージャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あちゃくん
57
ピッチ上の戦術からクラブの経営戦略まで、サッカーの組織としての戦い方を広く論じた本です。サッカーライターとしての西部さんの懐の深さを感じます。この本が書かれたのが2010年。あれから4年経って、日本代表のサッカーが、世界のサッカーが、どれだけ進化しているか、来月ワールドカップで確かめられるのが楽しみです。2014/05/25
アーキー
2
★★★☆☆ 75 2025/02/28
ジュンジュン
1
南アW杯への考察(スペイン優勝、日本ベスト16)はそれなりに面白かったが、多作の西部氏のこと、他はどこかで読んだことがある内容が多かった。2018/06/24
ホリエンテス
0
ワールドサッカーだけでなく日本代表戦術論にも触れられて面白かった。ドイツW杯の中田ボランチ戦術、南アW杯の本田ゼロトップ、阿部アンカー戦術。どちらも今から見たら失敗や先の無いの戦術。代表も監督が変われば戦術が変わる。今の代表の世界での立ち位置は何処だろうか。2016/10/08
mamewo
0
少しずつサッカーのことが判ってきた気がします。自分にとっては充分に興味深い内容でした。2015/03/25
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