内容説明
刑事くずれの探偵・鬼束啓一郎は、ヤクザの次男坊・仁科英雄に依頼され、謎の殺し屋“ミスター”を探すことになった。息子と妻を喪った過去に苦しむ鬼束は、英雄・大輝兄弟とミスターの正体を探るうち、裏社会の抗争に巻き込まれていく。やがて絶体絶命の窮地に立った鬼束と英雄は…。謎の殺し屋を追う元刑事、深い闇に沈んだその心に救いはあるか。男たちの魂の絶望と再生を描く渾身のハードボイルド長篇。
著者等紹介
香納諒一[カノウリョウイチ]
1963年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務のかたわら、’91年「ハミングで二番まで」で第13回小説推理新人賞を受賞。’92年に『時よ夜の海に瞑れ』(祥伝社)で長編デビュー。’99年には『幻の女』(角川書店)で第52回日本推理作家協会賞(長編部門)も受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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