出版社内容情報
価値は削らずに価格を下げる生産術を説く。
品質を高めつつ価格を下げることが不可避の時代。「価格半減」を掲げて大胆にコストダウンする方法を、「カイゼン」の伝道師が明かす。
「いい製品を、安く」提供することがあらゆる分野で求められる時代。
▼各方面からの値下げ圧力は激しいものがある。
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▼だがそれをチャンスと捉え、1割2割カットではなく「半減」を実現することで、より大きな利益を得ている企業も数多く存在している。
▼実際、とてつもない目標に思えるが、「50%コストダウン」は十分可能なのだ。
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▼本書は、「カイゼンのプロ」が、現場のムダ取りから生産、開発の見直し、全社的な体制作りから協力会社も巻き込んだ生産改革まで、その具体策を明かすもの。
▼今すぐ使えるカイゼン手法を惜しみなく公開する。
▼50%ダウンでインパクトのある価格を生み出し、デフレ時代を勝ち抜こう!
●はじめに
●第1章 効率システムの見直し ――価格半減は「新旧二つのムダ取り」から始まる――
●第2章 「モノ・心・頭の5S」の徹底 ――「今さらやる」意識を「今こそやる」に高めよう――
●第3章 生産部門の価格半減I ――人・モノ・時間の「組み合わせ」で現場革命を起こす――
●第4章 生産部門の価格半減II ――「不況だからダメ」と「不況だから伸びる」の分岐点――
●第5章 開発部門の価格半減 ――「価格を下げる」ことで「品質が上がる」開発の方法――
●第6章 開発部門と全社の価格半減 ――部分最適を削ることで「全体最適」を求める――
●第7章 陣頭指揮のとり方 ――「最も変わったのはトップ」なのを具体的に示す――
内容説明
「いい製品を、安く」提供することがあらゆる分野で求められる時代。各方面からの値下げ圧力は激しいものがある。だがそれをチャンスと捉え、1割2割カットではなく「半減」を実現することで、より大きな利益を得ている企業も数多く存在しているのだ。本書は、「カイゼンのプロ」が現場のムダ取りから生産、開発の見直し、全社的な体制作りまで、その具体策を明かす。
目次
第1章 効率システムの見直し―価格半減は「新旧二つのムダ取り」から始まる
第2章 「モノ・心・頭の5S」の徹底―「今さらやる」意識を「今こそやる」に高めよう
第3章 生産部門の価格半減1―人・モノ・時間の「組み合わせ」で現場革命を起こす
第4章 生産部門の価格半減2―「不況だからダメ」と「不況だから伸びる」の分岐点
第5章 開発部門の価格半―「価格を下げる」ことで「品質が上がる」開発の方法
第6章 間接部門と全社の価格半減―部分最適を削ることで「全体最適」を求める
第7章 陣頭指揮のとり方―「最も変わったのはトップ」なのを具体的に示す
著者等紹介
若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ式の導入と実践にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。現在同社社長。中国西安交通大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。