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スカウト・デイズ

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569790374
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

プロ野球スカウトたちの「かけひき」のドラマ。

サムライジャパン野球文学賞大賞受賞後第一作! 第十六回松本清張賞候補作でデビューした著者が描く男たちの「かけひき」のドラマ。

スカウトの仕事は、チームにいい選手を入れることだと思っちゃいねえか?

▼シーズン途中の戦力外通告――。ギャラクシーの遊撃手・久米純哉(くめじゅんや)は、球団スカウトに転属となった。そこには、プロ入り拒否表明の選手を翻意させたり、無名の選手を1位指名したり(その選手はその後活躍)と、その手腕が「堂神マジック」と言われる堂神恭介(どうがみきょうすけ)がいた。久米は、グレーゾーンぎりぎりの堂神のやり方に、戸惑うばかり。一方、かつて堂神に煮え湯を飲まされた新聞記者・島岡達之(しまおかたつゆき)は、堂神マジックのトリックを暴くべく堂神に張りつく。

▼二人は、やがて球界に伝わる情報網「Dライン」の存在に行き着くが……。

▼第1回サムライジャパン野球文学賞大賞を受賞した、大注目の新星が描く「男たちのかけひき」のドラマ。

●First Round 1年目 
●Second Round 2年目 
●Third Round 3年目 
●Fourth Round 4年目 
●あとがき

内容説明

スカウトの仕事は、チームにいい選手を入れることだと思っちゃいねえか?シーズン途中の戦力外通告―。ギャラクシーの遊撃手・久米純哉は、球団スカウトに転属となった。そこには、プロ入り拒否表明の選手を翻意させたり、無名の選手を1位指名したり(その選手はその後活躍)と、その手腕が「堂神マジック」と言われる堂神恭介がいた。グレーゾーンぎりぎりの堂神のやり方に、久米は戸惑うばかり。一方、かつて堂神に煮え湯を飲まされた新聞記者・島岡達之は、堂神マジックのトリックを暴くべく堂神に張りつく。二人は、やがて球界に伝わる情報網「Dライン」の存在に行き着くが…。大注目の新星が描く「男たちのかけひき」のドラマ。

著者等紹介

本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年、神奈川県生まれ。新聞社勤務。スポーツ紙の記者としてプロ野球、競馬、メジャーリーグ取材などに携わる。2009年、『ノーバディノウズ』でデビュー。翌年3月同作品で「第一回サムライジャパン野球文学賞大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

108
スカウト・デイズその1。プロ野球スカウトの話。あとがきにあるように限りなくノンフィクションに近いフィクションなんでしょうね。駆け引きがすごいですわ。2017/11/01

ずっきん

84
「スカウトってのは仕事じゃねえ。戦争だ」怪物と畏怖される堂島と、戦力外通告されスカウトへと転身した久米。華々しいドラフト会議の水面下では、泥臭く、ヒリつくようなコンゲームが、これでもかと繰り広げられる。エピソードが多くてとっ散らかった感じはするけれど、これぞ業界エンタメ小説。プロローグや、高校野球からのまさかの展開も、意表をついててよかった。ミステリ要素もあって、やー、面白かった。一気読み。野球好きな人はもっともっと面白いんだろうな。いいなあー。2020/07/29

ちょこまーぶる

52
プロ野球の裏側を舞台に書かれていて非常に興味深くもあり、恐ろしさまでも感じてしまう一冊でした。スカウトマンの世界が題材なんですが、騙し合いや脅迫などの人としての道を外れることまでも行われているのかと考えると、プロ野球の選手の選手生命は短い人も多いけど、それ以上にスカウトマンは過酷な生活を強いられていて割に合う仕事なのか?と考えさせられる。選手を辞めてスカウトマンになった純哉の成長も読み進めて面白いし、ドラフトを利用した最後の一芝居がスッキリさせてくれる。そして、プロローグの意味が最後になってはっきりする。2015/03/15

達ちゃん

42
スカウトが主人公の男くさい物語、野球好きにはたまりません。ドラフトの見方がまたちょっと変わるかもしれません。2021/07/15

ベロ

41
★★★☆☆   読みやすい。野球スカウトという職人たちのミステリー小説。2018/10/21

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