出版社内容情報
獏先生が近境、辺境、秘境を訪ねる珍道中記。
死ぬまで働く、起き上がれなくなるまで遊ぶ。投竿翁こと夢枕獏先生は、今日も行く! ってどこまで!? 獏先生の珍道中エッセイ。
倒れるまで仕事! 起きあがれなくなるまで遊ぶ!! をモットーに、投竿翁(とうかんおう)ならんと、夢枕獏先生が世界を書いた! そして釣った! 時には痛かった!?
▼獏さんはどこへ行く? どこまで行くの?
▼カムチャッカ半島で巨大グマに怯えながら、大魚と闘い、懐かしき母校で教鞭を執り、沖縄では芸術講義、柔術に空手、そしてまさかの入院――。それでも、書いて書いて……。自身の創作の現場から、思考の源泉、青春時代の思い出まで、写真を交えて余すところなく開陳。深い知識と、広い交友関係が自身の作品にどういう化学反応・変化をもたらしてきたのかが、垣間見える楽しく、「ため」になるエッセイ集。決して「だめ」になるではございませんぞ! 肩肘張らずに、人生、楽ではないことを、いかに楽しむことができるか? これに尽きる! そんな獏先生のメッセージがつまった一冊。
内容説明
倒れるまで仕事!起きあがれなくなるまで遊ぶ!書いた!釣った!痛かった!?獏さんはどこへ行く?どこまで行くの。
目次
独居噺1 投竿翁
独居噺2 空海
独居噺3 PRIDEヘロウ・アメリカ!
独居噺4 八巻空手
独居噺5 グレイシー柔術
独居噺6 東海大学
独居噺7 小田原大物釣り自慢
独居噺8 沖縄県立芸術大学一年A組獏さん先生
独居噺9 沖縄剛柔流拳志会空手道
独居噺10 作家の古書店利用術〔ほか〕
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県生まれ。東海大学文学部卒。1977年「奇想天外」誌に掲載された「カエルの死」でデビュー。以降多くのヒット・シリーズを生みだし、実力派人気作家としての地歩を確立した。1989年『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、1998年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞、2001年岡野玲子作画による漫画版『陰陽師』で第5回手塚治虫文化賞マンガ大賞、谷口ジロー作画による漫画版『神々の山嶺』で第5回文化庁メディア芸術祭優秀賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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miroku
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おやすみ
tomite
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