出版社内容情報
日本では、卵を産むニワトリが約1億3000羽飼育され、食肉にされるニワトリが年間約6億8000万羽出荷されています。「食」だけでなく医療、美容などでも人に貢献しているニワトリの起源や、卵を1日1個産む、50日で成鳥になるという驚くべき生態、そして人や文化とのかかわりまでをわかりやすく紹介します。
[第1章]恐竜の子孫 ニワトリ……恐竜から進化した鳥類/大絶滅を生きのびた鳥類/空を飛ぶ鳥、飛ばない鳥/ニワトリの祖先/世界に広がったニワトリ/ニワトリは魔よけの鳥!? [第2章]ニワトリの一生……ニワトリの体のつくり/卵は中から順につくられる/卵黄、卵白、卵殻のはたらき/卵は21日でふ化する/ひなは150日で産卵開始 [第3章]人と生きるニワトリ……卵をとるためのニワトリ/ニワトリと養鶏場の一日/世界の卵料理/肉をとるためのニワトリ/全国のおいしい地鶏/世界の鶏肉料理/姿や声を楽しむニワトリ/医療や美容に役立つ卵
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
joyjoy
6
たまご関連本として借りた一冊。カラー写真や図解で、ニワトリの進化や歴史、ニワトリの一生、人との関わりが分かりやすくまとめられている。先日、ダチョウについての本を読んだばかりなので、1章の進化の話が興味深かった。飛ばないでくらすことを選び、今日まで生き延びてきたニワトリ。人間は彼らを飼育しているが、飼育させられているともいえる? 様々な種類のニワトリの写真を眺めるのも楽しい。二本の足ですっくと立つ彼らの姿はどれも凛々しく、絵になる。ニワトリの祖先の仲間、アオエリヤケイやセイロンヤケイの鮮やかな羽色も印象的。2024/04/27
遠い日
6
「楽しい調べ学習」シリーズ。ニワトリのことを多角的に解説し、人とニワトリの関わりの歴史から、生物学的解説から、卵や肉の料理から、知りたいことを何かしら得られる、3章仕立て。わたしが子どもの頃はおじいさんたちの楽しみのひとつに、美声を競わせたり、闘鶏などがありました。2021/08/06
gachin
0
隠れた名著。僕のやりたいことが子ど向けで纏まってる。/ 加齢とともに卵黄は大きくなる。止まり木は、天敵対策の本能として寝る時に乗りがち。地鶏の国内シェアは1%2025/05/08
oyagonnta
0
市島 再読2023/06/12
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- 和書
- 変な人が書いた人生の哲学