出版社内容情報
斉藤真琴は、祖父が旅館をたたむというハガキに驚き、38年前の温泉郷へタイムスリップ。封印された祭りを復活させる町興し物語。
内容説明
九州の秘境にあるねじまき温泉郷は、神秘の祭り「臥龍の大祭」をやめて人気が低迷していた。―その復活こそがこの町を救う!―総勢七〇人ほどがいる温泉組合の会合に、子供一五人が乗りこんで…。
著者等紹介
ながすみつき[ナガスミツキ]
福岡県生まれ。鹿児島大学卒業。第17回小川未明文学賞大賞を受賞し、『空と大地と虹色イルカ』(学研プラス)を出版。また、第17回ちゅうでん児童文学賞大賞を受賞し、『ショクパンのワルツ』(フレーベル館)を出版
こより[コヨリ]
1983年鹿児島県生まれ。挿絵画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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頼ちゃん
6
表紙を見たときは少し軽い感じかなと期待せずに読んだらとても良かった。過去を変えるという点では少し「君の名は」みたいな感じもしました。2019/06/15
モーリーン
1
お祭り直前のシーンでなんだか泣けてしまった。子どもたちの意気込みにも泣いてしまった。良いお話だ。日本のちょっと前と今の対比の仕方が、私には気持ちのいい方法だった。少年の口を通して素朴に語られるからか。2021/09/21
バムケロ
0
◎ タイトルに惹かれ読んでみた SLの車掌さんがちょっと変な人だし じいちゃんとの絡みがあまりないのが残念だったけど それでも大祭を復活させるにあたって、子どもたちががんばる姿はよかった 関係ないけど今の子たち好きそう 「眠っている間にとんでもないことが起こるSL」「炎が舞う」「疾風」「神楽の舞」…私の脳内には大人気アニメ映画が…2021/04/30
勝手に読んだYA本つぶやくBOT
0
疎遠だったおじいちゃんから旅館をやめるというハガキがきて会いに行くことに。電車を乗り継いであと少しのところまで来たが、電車が廃線になって途方に暮れる。しかし不思議なSLが現れてなんか違う雰囲気の温泉郷に到着した。どうやらお父さんの子ども時代にタイムスリップしたようだ。2020/08/01