出版社内容情報
両親を亡くしたヴァイオレットは、養い親のおじさんたちと暮らしていました。ところがある日、児童相談所のビートルさんがやってきて……。
ジーナ・マイヤー[ジーナマイヤー]
著・文・その他
若松 宣子[ワカマツ ノリコ]
翻訳
内容説明
9歳の女の子、ヴァイオレットは、アビゲイルおばさんのフラワーショップでお手伝いをしています。このお店には、まるで人間の言葉がわかっているかのようなオス猫のネルソンやセキセイインコのレディ・マドンナもいて、いつもにぎやかです。ある日、児童相談所のビートルさんがやってきて、ヴァイオレットを、ほかの家の養子にすると言いだしたのです。ヴァイオレットは花の魔法で、ビートルさんがかくしていることをつきとめようとしますが…。ドイツで大人気のシリーズ・第3弾!秘密のレシピつき!
著者等紹介
マイヤー,ジーナ[マイヤー,ジーナ] [Mayer,Gina]
1965年、南ドイツのエルヴァンゲンに生まれる。高校卒業後、ネパールで1年間過ごす。ドイツに帰国後、デュッセルドルフでグラフィックデザインを学び、コピーライターとして働きはじめる。結婚して2人の子どもに恵まれたあと、2006年から児童文学や歴史小説などを書きはじめ、精力的に発表している
若松宣子[ワカマツノリコ]
中央大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Eri
2
娘小1図書館。 ヴァイオレットが花の魔法の勉強を始めます。いきなり児童相談所の人が訪ねてきて、ヴァイオレットを他の人に引き取られるようにされてしまい、もちろん行きたくないヴァイオレットはなんとかしようとしますが…… 本当に悪役!ってタイプの人が出てきて、ちょっと面白かったです。2020/03/30
mayuri(Toli)
0
シリーズも三作目。表紙のヴァイオレットがかわいい。 物語も面白くて、大人の私でも毎回楽しみに読んでいます。 この本を読んでいると、子供には子供の考えや、好きなもの、あるいは嫌いなものがあり、子供は子供なりに自分で幸せを見極めている。ということを強く思います。それは大人である私たちが、ともすると見失ってしまいそうな観点で、読んでいてはっと気づかされるシリーズです。