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出版社内容情報
ポプラの木のウロに住む小人のボンぼうやが、家出をしてふしぎな世界を旅する。さまざまな出会いのある、世にもふしぎな冒険物語。
橘 春香[タチバナ ハルカ]
著・文・その他/イラスト
内容説明
ポプラの木の家から一歩も外へ出たことのない、小人のボンぼうや。ついにある日、ツバメの背に乗って家出することに!赤い実ころがし、おっぱい山、アルパカの丘、だれもいないビルのまち…。はるかなる旅でのできごとを手紙にし、帰りを待ちわびるチミばあさんへ送る。世にもふしぎな冒険物語。
著者等紹介
橘春香[タチバナハルカ]
横浜市出身。1997年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒。書籍の装画や挿絵、雑誌、広告など、フリーランスのイラストレーターとして活躍。札幌市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
24
読友さんご紹介。隣市分館で。「銀杏堂」が良かったので、新作を楽しみに待っていた♪ 地元、隣市に入らず、分館だけというのは残念。両親を不慮の事故でなくしたボンぼうや。祖母のチミばあさんは、ぼうやを家に閉じ込めて、大事に大事に育てていた。でも、ぼうやは外の世界への憧れを募らせ、ある日……。ぼうやの冒険にハラハラドキドキ。でも、こうやって子どもは成長していくんだね。ぼうやの手紙を待ちわびるばあさんと届けるゆうびんやさんコンビもいい。そして、ご自身が描く挿絵は当然のことながら、お話にピッタリ。オススメ♪2018/10/31
mntmt
15
世界は驚きと不思議でいっぱい。見ないと損だね!挿絵も綺麗。2020/03/12
Midori Matsuoka
7
橘春香さん作·絵のお話。童話のような、ファンタジーのような、どこか哲学的な、不思議な物語。 妖精?小人?のボンぼうやとおばあちゃんはポプラの木の幹に住んでいたが、ある日ボンぼうやは広い世界を見たいと書き置きを残して冒険の旅へと出る。 おばあちゃんの元へ届いた手紙に綴られたボンぼうやの見た世界はどこも幻想的だ。読んでいて時々想像力が追いつかなくなると次のページでフルカラーの美しい挿し絵が目に飛び込んできて文も絵も楽しめる贅沢な作品。 一作創り上げるのが大変だろうけど、次作が出るのが楽しみな作家さんだ。 2021/01/11
橘滋國
2
銀杏堂に次ぐ待望の童話!楽しく読ませてもらいました。 「ピ...して、クリエるんだね。かっこいいね」 Congratulation!!ら 「---でも、いつもいっしょにいる人のことも、旅で出会ったみたいに、ずっといっしょにいられるわけじゃないんだって思えば、きっとやさしくできる。いっしょにすごす時間を大切に、深く味わおうって。」2018/08/12
panchan
0
イラストレーターさんなのにこんなに素敵な童話もかけるなんて。最初はかなり期待高まり、途中少し飽きてしまったけれど、見どころのある著者。言葉の選び方、調子もいい。 2020/03/31
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