出版社内容情報
トーマスは賢者と、片足を失った父の物語を描こうとするが……。人生の選択やスポーツへの挑戦をめぐるファンタジーたっぷりのお話。
フランチェスコ・メニケッラ[フランチェスコメニケッラ]
著・文・その他
飯田亮介[イイダリョウスケ]
翻訳
内容説明
3人の助っ人をむかえて、パパの物語を書こうとするトーマス。どう書きだしたらいいか、パパの古い白黒写真を見ていると、いつのまにかタイムスリップしてしまい…。
著者等紹介
メニケッラ,フランチェスコ[メニケッラ,フランチェスコ] [Menichella,Francesco]
1963年ミラノ生まれ。大学文学部卒業後、メディア・リテラシーの専門家として、教師たちと親たちの教育に従事。ジャーナリスト、脚本家、翻訳家、エッセイストといった多才な顔を持ち、児童教育プロジェクトに携わっている
飯田亮介[イイダリョウスケ]
1974年生まれ。中部イタリア・マルケ州モントットーネ村在住。日本大学国際関係学部卒業。中国雲南省雲南民族学院中文コース履修、ペルージャ外国人大学イタリア語コース履修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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航輝
2
図書館本 タイムスリップを繰り返した少年の成長物語 真実と夢物語を組み合わせて作られた作品 夢物語の部分が多く冒険ファンタジーの強い印象 物語が物凄い速さで進んで行くからあっという間に読めた 想像力が鍛えられる一冊2023/01/04
19
0
私はどうも夢がなくなってしまったみたいで、こういう設定のお話に入っていけない…子供にとって、障がいを持った人のことを、重くなく考えてみるきっかけには、良い本なのかもしれない。2024/10/08
長月マチール
0
「"和食あります"っていう看板に引かれて入ってみたら、出てきたのはカレーライス(若干アジアより)だった」みたいなのが読後の正直な心境です2018/06/17
くろねこ
0
8才のトーマスが、父親の障がいをからかう子達に理解してもらうために、大人達の助言を得て書いたもの。だが、タイムスリップして冒険して、ルールがたくさんあって、キソク王、ヤクソク王妃、レイガイ姫などが出てくるファンタジーになっている。その為、伝えたいことがぼやけてしまっていると私は感じた。2018/05/27