出版社内容情報
LGBTって何? もしも自分や友だちがLGBTだったら? こころの性とからだの性って? さまざまな性のあり方を伝える一冊。
目次
第1章 LGBTって何?(「セクシュアリティ」って何だろう?;「男らしさ」「女らしさ」というけれど…;LGBTって何の略? ほか)
第2章 もしも自分や友だちがLGBTだったら?(自分はLGBTなの?;友だちはひょっとしてLGBT?;もしも自分がLGBTだとわかったら1 LGBTは自分だけじゃない! ほか)
第3章 LGBTに対する日本の取り組み・世界の取り組み(日本には、LGBTのためにどんな法律や制度があるの?;性別違和に関する医療面での取り組みは?;日本の社会では、どんな取り組みをしているの? ほか)
著者等紹介
藤井ひろみ[フジイヒロミ]
神戸市看護大学准教授。1999年に助産師登録、神戸市看護大学大学院看護学研究科修了(看護学博士)を経て現職。専門は助産学、看護学、女性学、クィア・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tellme0112
5
カムアウトを受けて。改めて読む。本気の本気の必死で読む。子どもにも分かる説明、ありがたい。好きになる性、表現する性、があるんだね。これを学校でやってくれてたら、偏見を持たずに生きられるのに。らしさを求められて息苦しい子もいる。 あー、私はすっかりスカートはきたいとも思わなくなった。ヒラヒラ、ジャラジャラ、お化粧とか、あと浴衣も。表現する性、かな。2018/08/16
KEI
3
ここ最近といっても結構前だが、自民党の不適切発言が取りざたされていたので読んで、考えた。私自身は悩んだことはないが、子を持つ親としてLGBTについて説明する時が来るとしたら役立つと思う。2018/08/26
Ayumi Yasuda
1
子どもと一緒によみました 性を理解するというのは、人間を理解すること 寛容な社会をつくることにつながる 読んだ感想は、「性」について偏見がある日本では 学校の授業で「性」について取り上げることは、「いじめ」や「偏見」を逆に増長させる可能性が高く難しそうと思いました また、自分の性をカミングアウトするとき、「親ではなく友達を選ぶ人が多く、親が一番遠かったり、最大壁と感じている」というのが印象に残りました 学校では教えられないこと 家族で親子で読むことで「性」の偏見や差別をなくしていきたい、と思いました2020/05/27
さきえば
1
★★★★4 2018/10/16
ybhkr
1
おそらく小学校高学年から中学生を対象にした本。かゆいところに手が届くかんじ。大人だから予備知識もあるし、今までのジェンダー教育があるから、この内容、ちゃんとそれくらいの年代の子たちに届いているのかな?いろいろつめこんだりむずかしかったりで理解できない部分もあるんじゃないかな?って気がした。逆にわたしたちの時代と違いジェンダーに先入観がないからすんなり入るのかもしれない。これを学んだとして、それをフォローできる教師は少ないのでは?教師の中にも偏見はあるだろうし。養護教諭の役割に期待したい。2017/10/22
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