出版社内容情報
生き物の化石・標本、鉱物・岩石などを展示・保存している自然史博物館を例に、博物館の展示・保存の方法や学芸員の仕事などを紹介。
斎藤靖二[サイトウヤスジ]
神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館長
目次
1章 博物館に行ってみよう(博物館のなかを見てみよう;博物館に展示されているもの;展示物のならべ方のくふう;展示物をわかりやすく解説するくふう;探検!世界の自然史博物館;見てみよう いろいろな博物館の展示のくふう)
2章 博物館の仕事(自然をいろいろな分野から研究する;研究のすすめ方1 研究の流れ;研究のすすめ方2 研究のための資料を集める;研究のすすめ方3 研究資料を標本する;新種の生き物の発見!;標本づくりを見てみよう;研究資料を保管する;収蔵品ギャラリー;自然に関することを一般の人に伝える;見てみよう いろいろな博物館の収蔵庫)
3章 博物館ではたらく人(研究をおこなう学芸員;博物館の学芸員になるには;博物館をささえる人たち;博物館をささえるボランティアの人たち)
著者等紹介
斎藤靖二[サイトウヤスジ]
1939年生まれ。東北大学理学部地学科地学第一学科卒業、大学院修士課程修了。国立科学博物館の地学研究部長をつとめる。その後、神奈川県立生命の星・地球博物館館長をつとめ、2014年に同館の名誉館長に就任。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
227
タイトルは『博物館のひみつ』だが、かといって何か秘密が明らかにされるというわけではない。子どもたちの興味を引くためにあえて、ということだろう。小学校高学年くらいを対象に博物館のあれこれを豊富な図版、写真入りで解説したもの。目玉はやはり恐竜標本の展示のようだ。ちなみに恐竜の化石の再現展示が見られるのは、国立科学博物館、群馬県立自然史博物館、ミュージアムパーク茨城自然博物館、富山市科学博物館、豊橋市自然史博物館、大阪市立自然史博物館、北九州市立いのちのたび博物館などである。すべて行ってみたいものである。2024/10/18
あちこ
3
11才の弟くん用に借りた本。子どもも大人も楽しめるのが、博物館だよね。美術館も動物園も、博物館の一種なんだって。知っていると知らないとじゃ、楽しさがまた違う。2016/07/15
mariko
2
長女(9歳)1人読み2025/02/21
nerozou666
1
PHP研究所の「楽しい調べ学習シリーズ」。神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館長の斎藤靖二氏が監修。同シリーズの他の本と比べると少し盛り上がりに欠ける印象。内容としては妥当な内容だと思うのだが、構成の問題だろうか。同シリーズ特有のわくわく感が薄い。普通では知り得ない学芸員の仕事に関する貴重な写真がたくさん掲載されているのはよかった。2020/02/05
あさひ
1
学芸員の仕事。標本等のデータはどう管理する?公開したいときはどうしている?公開の手間、質は?2018/10/08