出版社内容情報
ベストセラー作家シアラーのスリルとユーモアあふれる傑作感動物語! 世界一素敵なデパートで、リビーとママと妹が体験した奇跡の大冒険。
内容説明
午後6時。世界一すてきなデパートでお金も住む家もない3人組のとんでもない冒険が始まる!ぐいぐい引き込まれるスリル満点!傑作ストーリー。
著者等紹介
シアラー,アレックス[シアラー,アレックス] [Shearer,Alex]
シナリオライターとして執筆活動をはじめ、輝かしい成功をおさめる。その後、若い世代むけに冒険小説や心にひびく感動小説を次々と発表し、イギリスをはじめアメリカなどで、多くのファンを魅了し続けている
野津智子[ノズトモコ]
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七色一味
49
読破。翻訳ものの常で、なれないと読みづらいのは致し方なし、として。何というか、雰囲気すごくこじんまりとした大冒険活劇だった(笑)そして、捕まっての取り調べの状況なのかと思もわせる進行も面白い。これはこれで、叙述トリックとも言えるかも(笑)あぁ、なんとなく映画のホームアローンっぽいかもしれません。2016/11/03
ほたて
20
デパートにこっそりしのびこんで寝泊まりするとこと、メトロポリタン美術館に家出するとこがちょっと『クローディアの秘密』に似てる。でも、10代の時に読んだ『クローディア…』にはわくわくしたけど、この本はそうでもないのは、きっと私が大人になってしまったということなんだろう。○○向けとか書いていても本に適正年齢なんてない。そう思っていたけど、確実に○歳までに読んでおく課題図書みたいな本ってあると思う。この本もそう。悲しいことに、出会うのが遅すぎた。母親の行為が道徳的にうーん、と思えてしまう。2015/04/07
マッピー
17
人気のある作品のようですが、私には無理でした。子どもの頃に読んだら、面白く読めたかな?いや、無理だと思う。だって私は長女だから。主人公のリビーは、しょっちゅう引っ越しをします。住む家が待たなくなった時、ママはデパートに住むことを考えます。この辺りからもう、無理だった。なんで子どもがこんなに不安になっているのに、不安を解消しないのか。ママは努力しないの?子ども向けの作品だから、最後はハッピーエンドで終わるけれど、私には納得できなかった。リビーの心情が切なすぎて健気すぎて、全然楽しめなかったわ。 2024/05/01
うとうと
16
閉店間際のスコットレーズ・デパートに、リビーと妹のアンジェリーンを連れてやってきたママ。それはお買い物のためじゃなく「お引越し」のためだった!/前と違う版だけど再読。デパートに住むなんて奇想天外だけどちょっと憧れちゃう。密室での大冒険に、リビーと一緒にハラハラし通し!再読なのに楽しかった。 大人目線で見たらママの行動は問題だらけだけど、こんなママの子どもはきっと楽しいね。 口ひげさんとのマダムごっこのやり取り、スコットレーズの社長さんの粋な計らいがすてき。 日本語版のタイトルはしっくりこないんだけど。2023/07/16
うにまる
3
ラストは少し期待はずれだったけど、途中経過はなかなかスリルがあって面白かったです!日常生活の中にあるようでない冒険のお話でした。2015/01/09
-
- 和書
- 角川書道字典