100年インタビュー<br> 茶のこころを世界へ―平和への祈り

電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり

100年インタビュー
茶のこころを世界へ―平和への祈り

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 113p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569784342
  • NDC分類 791.2
  • Cコード C0076

出版社内容情報

利休から受け継いだ「茶のこころ」を現代に生かし、茶道を通して平和を築こうと世界60か国を訪ねた裏千家大宗匠。半生と思いを語る。

【著者紹介】
裏千家大宗匠

内容説明

戦争に負けたが、文化では負けない―戦後まもなく、父から茶道を学ぶGHQを見て、伝統文化の継承に目覚める。「一〓(わん)からピースフルネス(平和)を」の願いをこめて、世界60か国以上を訪ねた裏千家大宗匠の半生と思い。

目次

第1章 茶人として生きる(又新にて―「和敬清寂」「茶のこころ」;家元でなく大宗匠として;家元の長男として)
第2章 平和への思いを胸に(特攻隊の日々;生き残った負い目を抱えて;「茶のこころ」をアメリカに;「茶のこころ」が導く平和;親子で学ぶ和の学校)
第3章 「思うこころ」がつむぐもの(「の」の関係;利休のこころを今に;一〓(わん)からピースフルネスを)

著者等紹介

千玄室[センゲンシツ]
大正12年(1923年)、京都府生まれ。同志社大学卒業後、ハワイ大学修学、韓国・中央大學校大学院博士課程修了。昭和24年(1949年)、大徳寺管長後藤瑞厳老師のもとで修行得度、斎号「鵬雲斎」、安名「玄秀宗興」を受け若宗匠となる。昭和39年(1964年)10月、裏千家第十五代家元となり「今日庵」庵主として宗室を襲名。平成14年(2002年)12月、嫡男千宗之に家元を譲座し、汎叟千玄室大宗匠(哲学博士・文学博士)。現在、一般社団法人茶道裏千家淡交会会長ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニャン

5
千玄室さんへのインタビューをまとめた形。平和の尊さ、文化の力、茶の心の素晴らしさを知った。日本文化をもっと学びたい。2015/03/29

ssコスモ

1
千玄室さんの2010年のインタビューをまとめたもの。『和敬清寂』『一碗からピースフルネスを』2025/08/31

うさっぴ

1
すごい方だなあと思いました。2017/04/16

Humbaba

1
文化というのは非常に強い力を持っている。武力のように他者に行動を強制することはできないが、文化が浸透すれば相手もその文化に応じた行動をするようになる。力による支配であれば相手も反感を覚えるが、文化が浸透し、理解された上で行動を変えられた場合には全員が満足できるような結果となるだろう。2015/02/25

etsuko

0
お茶を点てているときは相手のことだけを考える。茶道の精神は大切なことを教えてくれる。日々このような茶道の精神を忘れずに過ごしたい。2017/04/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8396934
  • ご注意事項

最近チェックした商品