出版社内容情報
ニホンヤマネ、ニホンカモシカ、ムササビ、オオサンショウウオなど、日本にしか生息しない代表的な固有種の進化の過程と生態を紹介。
【著者紹介】
日本動物科学研究所所長
目次
第1部 日本には固有の生き物がいっぱい(固有種が多い日本の野生動物;日本に固有種が多いわけ;固有種を守ろう!)
第2部 日本固有の生き物を見てみよう(北海道~九州にすむ固有種;南西諸島にすむ固有種;小笠原諸島にすむ固有種)
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
1944年東京都に生まれる。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業、国立科学博物館で哺乳類の分類・生態を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、日本列島総合調査、環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査等に参加。ほかにニホンカワウソの生態調査、エチゴモグラの分布調査、富士山青木ヶ原を中心に哺乳類を研究する。富士山の動物相の調査、北海道で世界最小の哺乳類の一つであるトガリネズミのフィールド調査を行うなどして、上野動物園で動物解説員を務めた。「ねこの博物館」館長、日本動物科学研究所所長、富士山自然誌研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むぎじる
32
大陸と一続きだった日本。島国になる過程を改めて眺めると、固有種が存在するためにとても恵まれた地形であることがわかる。外来種が運び込まれたり、経済の発展による自然破壊の影響など、人間の都合で生態系が崩れていることは、つくづく悲しいことだと思った。写真も動物たちの紹介もわかりやすく、とても見やすい図鑑だった。お気に入りは、茶褐色の夏毛から白色の冬毛に変わる写真が愛らしい「ニホンノウサギ」。ツヤツヤ感が大好きな「モリアオガエル」。2015/05/04
橙子
0
よかったです。名前は聞いたことあるけれどどのような様子なのかわからない生き物がたくさんいました。モモンガやムササビがイメージよりかわいくない!大陸とつながったり離れたりしていたために固有種がたくさん存在することになった話にわくわくしました。2015/10/16
ゆう&きぃ
0
ブックフォワードからのインポート。(タグ:全年齢(図鑑など))2018/09/23
池野恋太郎
0
半分が沖縄や奄美なんかの南方の島の生物なので、日本本土の固有の生物ってどんどん絶滅していってるのがわかり、外来種の影響って凄いんだなと思う。2019/01/13
-
- 電子書籍
- 機械学習スタートアップシリーズ Pyt…
-
- 電子書籍
- 美しいひとになれる禅の言葉