出版社内容情報
「どうぶつがっこう」の先生は動物たち。生徒はしまうまの子ども以外は人間。「かんさつ」と「じっけん」を大事にする授業は楽しそう!
【著者紹介】
イラストレーター
内容説明
「どうぶつがっこう」は、どうぶつたちが先生で、にんげんの子どもたちがせいとのがっこうです。どうぶつのせいとは、しまうまの子どもだけでした。どうぶつの先生のじゅぎょうでは、どんなことをするのかな?「しまうまシリーズ」第4弾!小学1~3年生向け。
著者等紹介
トビイルツ[トビイルツ]
立教大学経済学部卒業。ベルギー・アントワープの王立芸術アカデミーで銅版画などの技術を学ぶ。イラストレーターとして雑誌、広告などで活躍するほか、主に国内外の旅や生活文化に関する取材記事、エッセイなど幅広いテーマで執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
45
『どうぶつびょういん』に続き、こちらも低学年さんにおすすめな1冊。客観的に自分を見つめ、知ることって意外と難しいし、知れば知るほど矛盾に気づきどんどん深みにはまってしまう。“どうぶつがっこう”は、楽しく自分を研究するための学校。動物たちが先生となり、心と体を大いに使って観察と実験を繰り返し、自分を発見することを生徒である子どもたちに教えてくれる。そっか、自分らしさに気づくことは、他者を認めることにも繋がるよね。自己肯定感を高める良書だし、心に留めておきたいフレーズが随所に溢れてます!2021/08/08
mug
43
「どうぶつがっこう」は、先生は動物、生徒は人間の子どもたち+しまうまくん。テーマは『こころのことば』。心が傷付き、体も傷付いてしまったしまうまくんが向かったのは保健室。「『こころのことば』が聞こえれば、あいての こころも よく分かるものじゃ」そう犬の先生に言われたしまうまくんは…。 これがきっかけで「どうぶつびょういん」のしまうま先生が誕生したのかな?と想像が膨らんだ。2021/03/02
たまきら
25
読み友さんの感想を読んでいたら娘さんがリクエスト。借りたとたんに夢中になり、「ふう、おもしろかった~!」今日は学力テストだったんですが、国語のテストがとても楽しかったそうです。帰宅しても本だもんね…。2021/06/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
21
表紙のシマウマを見て、「おじいちゃん(シマウマ)がランドセル背負ってる?」と思ってしまいました。「どうぶつがっこう」は動物たちが先生、人間の子どもたちが生徒の学校。動物の生徒はしまうまの子どもだけ。自分を研究する場所で、色々な自分を発見していきます。自分の得意なこと、不得意なこと、好きなこと嫌いなこと、自分自身を見つめて成長していくステキな学校です。2021/06/01
遠い日
13
動物学校は動物たちが先生で、人間の子どもたちが生徒。自分を研究する学校の授業は、心の眼で自分も他人も観察したり、心のことばを見たり聞いたり……。ゆっくりとじっくりと取り組む。自分が見えれば、他人も見える。違うけど、同じ。心地いい勉強が、心と世界を拓いてくれる。2014/12/19
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