出版社内容情報
おじいちゃんからもらったかぶとむしランドセルは、給食のゼリーを食べたり、友達にいたずらしたり……こまったことばかりするのです。
【著者紹介】
コピーライター
内容説明
おじいちゃんからみっちゃんに、にゅうがくのおいわいがとどきました。「やったー!このおおきさはきっとランドセルだ!」しかしはこをあけてみると、なんだかようすがヘンです。なんとはいっていたのは、『かぶとむしランドセル』だったのです。4~5歳から。
著者等紹介
ふくべあきひろ[フクベアキヒロ]
福部明浩。1976年生まれ。京都大学卒業。博報堂コピーライター。TVCMなどを手がけるかたわら、絵本作家としても活動
おおのこうへい[オオノコウヘイ]
大野耕平。1974年生まれ。東京藝術大学卒業。博報堂アートディレクター。ポスターやTVCMなどを手がけるかたわら、イラストレーター、絵本作家としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
138
おじいちゃんから贈られてきた特殊ランドセル、いえみつはカブトムシそのものな性質と悪戯にひたすら迷惑を被る。中でも強烈な印象を残すのはランドセルが対抗意識を燃やす担任のクワガタ先生の頭髪、いえみつのとのさまヘッドと呼応していてユニーク。またスカートめくりや、空飛ぶ能力で起死回生&一躍人気者というオチは藤子・F・不二雄を想起させ、読み聞かせの際に昨今の親世代はほんのりノスタルジーを感じると思われる。怖い番犬は「つなよし」、おじいちゃんの見た目は家康と、徳川家をイメージした設定は歴史の勉強に一役買ってくれそう。2023/10/31
あすなろ
74
うーむ、意味は分かるのだけれど、面白いけれど僕個人には内容合わず、でしたね。設定かな。極めて個人的な感覚かもしれず、お気になされませんよう。2022/12/06
nakanaka
69
久しぶりに絵本で笑いました。ストーリーも絵も面白いです。おじいちゃんから入学祝いに届いたランドセルはカブトムシの形で、しかも自分の意思を持っているというなんとも不思議なお話。担任のくわがた先生とかぶとむしランドセルのやり取りがとても良いです。男の子におすすめの絵本ですね。2018/03/23
mug
45
おじいちゃんからもらったランドセルは、かぶとむしの形。しかも…喋る。 「ふふふ、わしとおまえで がっこうのにんきものに なるだに。」 みっちゃんは、この変わったランドセルに不満顔。夜にガサゴソ動いたり、高い木に登ってしまい 帰れなくしたり、先生に叱られている時に くすぐってきたり…。 とうとう怒ったみっちゃんは、ランドセルを裏山に捨ててしまう。そして、その帰り道に… 読み終えてから、みっちゃんの部屋のページを見返し、感動しまくる私。「殿様!刀!江戸城!!」 なんのこっちゃ?な子どもたち😂2022/01/24
たまきら
36
「たべてあげる」の人?こわごわ読みはじめたら…無茶苦茶なランドセルに大笑い。おじい様のお名前は明らかにならないのですが、みっちゃんのお名前とおじい様の耳たぶ…もしや本当にトノサマ!?親もニヤリと楽しめる絵本です。虫だけでなく、ナンセンスが大好きな親御さんにもおすすめ!2018/05/25