出版社内容情報
口の中で子どもを育てるカワスズメ、オタマジャクシを背負って運ぶカエル、オスが卵を守るタガメ……いきものたちの子育てって面白い!
【著者紹介】
絵本作家
内容説明
ヤドクガエル、アメリカザリガニ、ライオン、カッコウ…ちょっと変わった方法で、こどもをそだてるいきものたち。こそだては、いきものによってちがうけれど、こどもを敵から守り、大切にそだてるのはおはなしです。では、にんげんのこそだては…?4~5歳から。
著者等紹介
平田昌広[ヒラタマサヒロ]
神奈川県生まれ。2002年に楽しい本をつくる「オフィスまけ」を設立
スギヤマカナヨ[スギヤマカナヨ]
静岡県三島市生まれ。東京学芸大学初等科美術卒業。『ペンギンの本』(講談社)で、講談社出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
11
生きものの子育ての特異なものを紹介する。背中に乗せたり、おなかに抱えたり、托卵やパトロール。子どものため、種の保存のため、生きものの本能といってしまえばそれまでだが、うまく機能していることに驚きを禁じ得ない。人間はもちろん、愛ゆえに。2015/04/02
ぼんくら
9
表紙にあるいろんな生き物の子育てについて、コウジくんが本をみてお母さんに教えてあげる。タマゴいっぱいのブツブツは苦手だけどスギヤマさんの絵が好き。親子で楽しむ絵本。2013/04/07
ニャーテン
8
沢山の子供をお腹に抱えて敵から守るザリガニ、オスが卵の世話をするタガメ…少数だがインパクトある子育てをする生き物が集結。初っ端の口の中で子育てする魚から驚きと興奮MAXの6歳の息子。ザリガニに白旗を上げた母に「母ちゃんならできる!」と根拠不明の力強い励ましw中でもカッコウの托卵はかなり衝撃だったようで、怒りつつ「なんで自分で育てないんだろう?……あ!育てるの大変だからじゃない?」と不思議でならなかった様子。「家でぼーっとしてたいんだよ」の自答には笑ってしまった。親子の会話が盛り上がること間違いなし。2022/01/10
退院した雨巫女。
6
《書店》子育て方法は、様々だ。感心したり、あきれたりやりたかったなあ!2012/08/10
しい
4
図鑑よりも読みやすい。スギヤマカナヨさんの絵好き★2019/05/14