出版社内容情報
古代から現代までの日本史の中での重要な出来事を取り上げ、同時期に世界ではどのようなことが起きていたかをイラストを交えて紹介。
【著者紹介】
元・駿台予備校講師
内容説明
前方後円墳がつくられたころ、ゲルマン民族の大移動が始まった。足利義政が銀閣を建てたころ、コロンブスがアメリカに到達した。鎖国が完成したころ、清が中国を支配した。日本と世界―同じ時期に何があったの?―。
目次
1章 古代―縄文時代~平安時代(日本―縄文土器がつくられる;アジア、アフリカ―四大文明がおこる ほか)
2章 中世―鎌倉時代~室町時代(日本―北条時政が幕府の実権をにぎる;モンゴル帝国―チンギス=ハンが即位する ほか)
3章 近世―安土桃山時代~江戸時代(日本―織田信長が本能寺の変でたおれる;イタリア―グレゴリウス暦がつくられる ほか)
4章 近代・現代―明治時代~(日本―西南戦争がおこる;アメリカ―エジソンが蓄音機を発明する ほか)
著者等紹介
関真興[セキシンコウ]
1944年三重県生まれ。歴史研究家。東京大学文学部卒業後、駿台予備校世界史講師を経て、著述家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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がんぞ
2
超古代では縄文土器が世界一古い。4大文明は同じ頃に出現し支那と対比すると大和朝廷は出遅れと見えるがその頃のヨーロッパは地中海沿岸以外は人も疎らな大森林地帯だっただろう。農業は自然破壊なので文明は衰退を孕む。8世紀のカール大帝でさえ一箇所に長く居ては“食い尽くしてしまう”から宮廷は放浪。エリザベス1世と徳川家康という《天下人》キャラがほぼ同時期。島国で遊牧民との抗争による大虐殺を免れたのは共通するが、その後英国は海洋大国となり、産業革命、貿易立国、植民地支配…。日本は大船の建造を禁じ鎖国でゼロ成長時代に突入2015/06/04
kurumi
0
ものすごくざっくり。それがわかりやすいのだが、もう少し各国のことを盛り込んであればなあ。2016/03/27