出版社内容情報
もしも土の中にいるみたいに落ち込んでいても、いつかセミのように飛べる日が来る! 勉強やいじめで元気が出ない時に力をくれる本。
【著者紹介】
ミュージシャン
内容説明
ギター、バンド仲間、『あしたのジョー』、恩師、そして、大切なファン「幸せくん」。異彩を放つロックアーティストの愛しい青春ヒストリー。
目次
第1章 音楽と女装に目覚める
第2章 「あしたのために」何かをしよう
第3章 一途な恋に苦しもう
第4章 ギターが僕を選んでくれた
第5章 自分のやり方で反抗しよう
第6章 一人の友だちとつながろう
第7章 自分の人生は自分で創れる
著者等紹介
ROLLY[ローリー]
大阪府出身。ロックアーティスト。1990年、ロックバンド「すかんち」のヴォーカル&ギターとしてデビュー。1996年、バンド解散後ソロ活動を開始。天性のキャラクターで「笑っていいとも!」にレギュラー出演。2003年からNHK教育テレビの「金曜かきこみTV」(のち「土曜かきこみTV」)で番組終了までの5年にわたり司会を務める。小学5年生~中学3年生の書きこみを元につくる投稿型の視聴者参加番組で、思春期のよき兄貴分として親しまれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
27
ローリーは、今からは想像できないけど、太っていたし、口下手だったし、クラスメートからいじめられたり、からかわれたりすることが多かったんだそうです。でも彼は考え方が普通の子とは随分違っていたの。自分はセミの幼虫だって思っていたんです。今は土の中にいるけど、いつか外の世界を飛ぶんだって思ってた。それに、ギターと出会ってからは、ギターを弾いていれば幸せだったから、バンドも組めたんです。みんな違っているから、それぞれ違った人生を歩めばいいと、ローリーは身をもって理解したんです。2023/11/07
山下哲実
14
字が大きくて読みやすかったです。学校の図書館に置いて欲しい1冊です。この作品に救われる人も少なくないと思いました!2015/04/10
あまりりす
12
ROLLYの幼少期のお話は、これまでもいろんなメディアで触れてきましたが、学生時代の話は知らないことが多くて(そりゃそうだ、ファンでもないんだし(-_-;)楽しかったですね。可愛らしい装画とROLLYが結びつかないのが難点ですが(!)この本は良かった!小・中学生にオススメな一冊です♪2015/03/31
らい
7
ローリーさん、素敵だな。ギターひとつで状況を切り開いてきて、自分を作ってきた一点突破の体験談。とてつもなく優しいのに心の中にはハガネがしっかり通っている。何が自分を作ってきたということに対してすごく意識的で、だからこそ幼少期からの印象的な場面をこうして話せるんだろうなぁ。人と比較することのない唯一無二の世界観が人生にも思想にも作品にも現れていて、あの特異なキャラクターの成り立ちが垣間見れてうれしい。2021/01/13
こっき
2
さすがローリー!!「セミの法則」若い人に感じてもらいたい法則ですね。デビュー前からの謙虚な1ファンとローリーさんの心のやり取りもヨカッタ2014/12/22
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- 歴史としての新左翼