出版社内容情報
もうすぐ卒業生。6年3組の友情を描いた物語。
翔太は、アメリカからの転校生、麻里絵と校内合唱コンクールの創作曲を作ることになった。そして、クラスもまとまり始めたとき……。
入院中のおばあちゃんに歌をつくった翔太と麻里絵。その話を聞いた友だちの滝田が、校内合唱コンクールの自由曲もクラスの創作曲で挑戦したいと言い出した。何をやってもビリで、やる気もまとまりもない6年3組。だれもが無理だと思っていた。ところが、いつもはやる気のないボスが滝田の提案にのって、創作曲をつくることが決まった。歌の作詞は翔太、作曲は麻里絵。しかも歌詞は、クラス全員が一言ずつだしあってつくることになり……翔太は思わぬ展開に頭を悩ませる。
▼歌ができると、今まではサボってばかりの受験組も歌の練習に参加するようになり、次第に盛り上がっていく。そして、今までまとまりがなかったクラスが初めて一つになった。ところが、麻里絵はみんなに隠していたあることを話し……。
▼家族、クラス、そして友達。それぞれのつながりのなかで成長していく翔太。卒業を迎えるクラスの姿、子供たちのさまざまな思いを描いたさわやかな作品。
●ばあちゃんが入院した!
●びりっけつの六年三組
●『月の沙漠』を教える
●王子さまとおじいさま
●誕生日の贈りもの
●犯人さがし
●一石三鳥の歌ができた
●滝田康介の提案
●図書館で作戦会議
●学級討論会のゆくえ
●一難去ってまた一難
●ばあちゃんとサルスベリの木
●はげましコール
●八月のプールサイド
●ちびっこ公園で
●金賞に向けて練習開始
●別れのあいさつ
●「勇気を出せ、三組!」
●友情の赤いはちまき
●最高の演奏ができた
●校内合唱コンクール
●アメリカへの手紙
●日本に向けてシャウト!
●楽譜 『誕生日の贈りもの』
●楽譜 『卒業の歌は出会いの歌』
内容説明
校内合唱コンクールに、創作曲で挑むことになった6年3組。創作曲の作詞をまかされた翔太。そして、作曲をすることになった麻里絵は…。
著者等紹介
本田有明[ホンダアリアケ]
作家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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杏子
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