ぼくたちはなく

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569780184
  • NDC分類 K911
  • Cコード C8092

出版社内容情報

子どもと読みたい、涙と笑いの内田麟太郎詩集。

「にんげんがえらいのは かなしくても つらくても しにたくても いきているからかもしれない」(「ぼくたちは」より)

「ぼくたちは なく/つらくて つらくて なく/こえを ころして なく/こえを あげて なく/でも ぼくたちは いきていく」(「ぼくたちは」より)

▼親を想う子どもの切ない気持ちをうたった詩やユーモアたっぷりの言葉あそびの詩など、39の詩を「泣く」「笑う」というテーマで収録。教室や家庭で子どもたちといっしょに読みたい、涙と笑いの内田麟太郎詩集。心があらわれ、生きる力と勇気がわいてきます。

▼「泣く」……おまじない/そうかい/なけたらいいね/おへそ/ひろった石/もっと/睡蓮/いつも/なきはなよ/ないしょ/はは/きみのなまえを/なのはな/いたよね/さびしいほし/戦争/そらに/引力 「笑う」……ずっこけうた/すごい/ゆめ/すかたん/かける/ママがわらう/なくかしら/じぶんのこと/くどい/しゅみ/せいかく/くちぐせ/すっぽん/しんさつ/木/らくてんか/はいく/いたい/いけない/はつこい/どきどき

●ぼくたちは 

▼1.泣く 
●おまじない 
●そうかい 
●なけたらいいね 
●おへそ 
●ひろった石 
●もっと 
●睡蓮 
●いつも 
●なきははよ 
●ないしょ 
●はは 
●きみのなまえを 
●なのはな 
●いたよね 
●さびしいほし 
●戦争 
●そらに 
●引力 

▼2.笑う 
●ずっこけうた 
●すごい 
●ゆめ 
●すかたん 
●かける 
●ママがわらう 
●なくかしら 
●じぶんのこと 
●くどい 
●しゅみ 
●せいかく 
●くちぐせ 
●すっぽん 
●しんさつ 
●木 
●らくてんか 
●はいく 
●いたい 
●いけない 
●はつこい 
●どきどき 
●はじめまして 
●みなさんへ

内容説明

涙と笑いの内田麟太郎詩集。

目次

1 泣く(おまじない;そうかい;なけたらいいね;おへそ;ひろった石;もっと;睡蓮;いつも;なきははよ;ないしょ;はは;きみのなまえを;なのはな;いたよね;さびしいほし;戦争;そらに;引力)
2 笑う(ずっこけうた;すごい;ゆめ;すかたん;;かける;ママがわらう;なくかしら;じぶんのこと;くどい;しゅみ;せいかく;くちぐせ;すっぽん;しんさつ;木;らくてんか;はいく;いたい;いけない;はつこい;どきどき)

著者等紹介

内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年、福岡県生まれ。絵本にっぽん賞の『さかさまライオン』(童心社)、日本絵本賞の『がたごとがたごと』(童心社)、小学館児童出版文化賞の『うそつきのつき』(文溪堂)など多数ある。他に、童話・カルタ・エッセイなど幅広い執筆をしている

小柏香[コガシワカオリ]
1968年、埼玉県生まれ。出版社勤務後日本画を学び、現在は主に絵本や児童書のブックデザインやイラスト、編集などをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

110
こどもの詩の第一人者であるまどさんが亡くなった後にさびしい思いをしていたのだが、内田さんがその後を継いでくださるようで嬉しいなあ、とこの詩集を読んで思った。透明で、きらきらしていて、胸の奥からそおっと取り出した雰囲気のある言葉に心が洗われる気がする。1の「泣く」では、人間だから泣いても良いだよという優しい気持ちが伝わってくる。2の「笑う」ではまどさん顔負けのユーモアが満載で、読みながら何度もクスリとした。2015/05/08

lonesome

59
ぼくたちは、泣く。ぼくたちは、笑う。「泣く」と「笑う」の二編からなる詩集。前半の「泣く」では内田麟太郎さんの過ぎし日のさびしさや哀しさを見せ、後半の「笑う」は読むひとを笑顔にさせる。「泣く」の中の「引力」という詩の最後の‘さびしんぼうばかりの地球 ひとつぶひとつぶの涙の引力’という言葉に、ぼくたちはと自分だけではなくみんなみんな悲しみを抱えて生きてるんだよという内田さんの優しさがとても表れているなあと思う。「笑う」の章の詩は言葉遊びが楽しくリズミカルで、悲しみの後には笑いがあると教えてくれる。2015/01/14

ひ  ほ

29
読友さんの記念日に便乗して私も同じ666日めに同じ本を読みました。2の笑うの方の言葉遊びが楽しいですね。言葉遊びで元気になれるといいですよね。生きるってことは出会い そして読メでの出会い。大事にしたい出会いです。2014/01/28

魚京童!

18
泣きたくなった。2016/10/06

円舞曲

18
ふっとした時に再読したくなる本です。気持ちが落ち着き元気がでます。この本は中学生向けのブックトーク講座の紹介で知りました。感謝!2014/05/02

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