原子力の大研究―大きなエネルギー しくみから利用方法・課題まで

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  • サイズ A4判/ページ数 79p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784569780108
  • NDC分類 K539
  • Cコード C8542

出版社内容情報

しくみと利用実態を絵でわかりやすく紹介! 

核分裂・核融合のしくみ、原子力発電、医療・農業・工業での放射線利用など、原子力の原理や利用実態を課題にもふれながら紹介。

この宇宙にあるものはすべて、原子からできています。原子は、たとえば水素原子で1億分の1cm、その中心にある原子核は1兆分の1cmほどの大きさです。これほど小さな原子ですが、原子核がバラバラになる核分裂、原子核同士がぶつかって1つになる核融合という現象によって、莫大なエネルギーを生みだします。本書は、原子のパワーを利用した原子力発電のしくみ、医療・農業・工業などで利用されている放射線、未来のエネルギー核融合など、原子力の基礎知識と利用の実態をわかりやすく紹介。一方で、核兵器など人類の原子力利用の課題についてもふれています。原子力を知るための格好の書です。

▼<第1章>原子と原子力について <第2章>原子力発電のしくみと利用 <第3章>さまざまな分野で利用される放射線 <第4章>未来のエネルギー核融合 <第5章>原子力にかかわる課題 <付録>データで見る原子力&原子力発展の歴史

●この本の使い方 
●第1章 原子と原子力について 
●第2章 原子力発電のしくみと利用 
●第3章 さまざまな分野で利用される放射線 
●第4章 未来のエネルギー 核融合 
●第5章 原子力にかかわる課題 
●付録 データで見る原子力&原子力発展の歴史 
●さくいん

目次

第1章 原子と原子力について
第2章 原子力発電のしくみと利用
第3章 さまざまな分野で利用される放射線
第4章 未来のエネルギー核融合
第5章 原子力にかかわる課題
付録 データで見る原子力&原子力発展の歴史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

καйυγα

6
原子力についての説明書。原子力のとてつもないパワーは理解できるが、これに代替する安全なモノはないのか唸ってしまう。原子力のおかげで世界各国で恩恵を受けているはずだが、それと代わり犠牲になっていることや山積みと化した課題も多い。原子力発電所で生まれる放射性廃棄物の処分方法も書いてあったけど、地下数十メートルから数百メートルに埋めるで問題解決?そんなバカなことがあるわけがない。放射能の量を自然レベルに戻すのに数万年の歳月が掛かると分かっておきながら、イツまで利用し続けるの?課題についてもっと記載した方がよい2015/01/11

みかえる

1
東日本大震災以前に出版された本。 日本の原子力発電所は地震の揺れに強いと書かれていたが、津波の危険性には何の記載もされていなかった。 数年後に稼働予定の核融合炉に興味を持った。将来は核廃棄物の少ないITERに移り変わっていくのかな。 安全で環境に優しいエネルギーで過ごせる未来になりますように。2022/07/31

Tatsuya Hashimoto

1
図書館本。これと隣に2冊B/A本。これはBの方。地震には対策をうっていたが、停電には何もしていなかった。FMEA甘かった。2017/09/03

あんこ

1
原子力の仕組みは分かりやすい。原子力の問題点について、もう少し突っ込んで欲しかった。2011/04/12

チョキ

1
65ページに書かれている法律が定めた発電設備の使用期限 原子力発電 16年。何故福島原発の一号機は40歳なんだろう。2011/03/29

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