出版社内容情報
理科系の人材は研究だけでなく、ビジネスにも強い! 白色有機ELの発明者と、IT企業のパイオニアが分析する「創造力」の育て方とは?
【著者紹介】
山形大学工学部教授
内容説明
革新的なテクノロジー、新機軸のビジネスモデル…。この世界は、ほんのわずかな“創造者”と圧倒的多数の“消費者”に分かれている。どうせ一度の人生なら、創造者の側を目指したいもの。本書は、白色有機ELを開発した世界的権威とIT企業のパイオニアかつ事業開発のプロが、理系の視点から“創造力”の鍛え方を語り合う。「研究に『お金がない』の言い訳は通用しない」「自分の興味を発信すると、向こうからやってくる」「『調べること』と『考えること』を混同するな」など、真のブレイクスルーの発想法が明らかになる。
目次
第1章 理科系の「頭の使い方」はここが違う(「城戸くん、希土類をやってみないか」がスタート;成功者ほど、自分の人生を追い込んで考えている ほか)
第2章 競争をしなくても「創造力」は育つ(創造力と競争心には、何の関係もない;自分の目的も分からず、ただ競争していないか? ほか)
第3章 「変わった子ども」の才能を伸ばす方法(「知的興奮」に囲まれた私の子ども時代;東大阪の中小企業の父親の背中を見て育った ほか)
第4章 「自分の限界」をどう乗り越えるか?(「ゴール・オリエンテッド」が何よりも大事;自分の限界は「短期集中」で一線を越えるしかない ほか)
第5章 理科系人材がビジネスに強い理由(理科系こそ自分の技術を売りに営業すればいい;論理的な人が、必ずしもクリエイティブな存在か? ほか)
著者等紹介
城戸淳二[キドジュンジ]
1959年大阪府生まれ。84年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。ニューヨークポリテクニック大学Ph.D.。山形大学大学院理工学研究科教授。93年世界初となる白色有機ELの開発に成功。有機EL国家プロジェクトの総括責任者を務め、三菱重工らとルミオテック社を創業
坂本桂一[サカモトケイイチ]
(株)フロイデ会長兼シニアパートナー、山形大学客員教授。1957年京都市生まれ。日本のITビジネスの黎明期から牽引役として活躍し、(株)サムシンググッド、アドビシステムズ(株)(当時社名アルダス(株))、(株)ウェブマネーなど数十社を設立。現在は戦略ビジネスの構想や、新規事業立ち上げ、事業再生などハンズオン型コンサルティング活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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