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学者になるか、起業家になるか―理系の未来は明るい

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  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569779621
  • NDC分類 404
  • Cコード C0237

出版社内容情報

理科系の人材は研究だけでなく、ビジネスにも強い! 白色有機ELの発明者と、IT企業のパイオニアが分析する「創造力」の育て方とは?

【著者紹介】
山形大学工学部教授

内容説明

革新的なテクノロジー、新機軸のビジネスモデル…。この世界は、ほんのわずかな“創造者”と圧倒的多数の“消費者”に分かれている。どうせ一度の人生なら、創造者の側を目指したいもの。本書は、白色有機ELを開発した世界的権威とIT企業のパイオニアかつ事業開発のプロが、理系の視点から“創造力”の鍛え方を語り合う。「研究に『お金がない』の言い訳は通用しない」「自分の興味を発信すると、向こうからやってくる」「『調べること』と『考えること』を混同するな」など、真のブレイクスルーの発想法が明らかになる。

目次

第1章 理科系の「頭の使い方」はここが違う(「城戸くん、希土類をやってみないか」がスタート;成功者ほど、自分の人生を追い込んで考えている ほか)
第2章 競争をしなくても「創造力」は育つ(創造力と競争心には、何の関係もない;自分の目的も分からず、ただ競争していないか? ほか)
第3章 「変わった子ども」の才能を伸ばす方法(「知的興奮」に囲まれた私の子ども時代;東大阪の中小企業の父親の背中を見て育った ほか)
第4章 「自分の限界」をどう乗り越えるか?(「ゴール・オリエンテッド」が何よりも大事;自分の限界は「短期集中」で一線を越えるしかない ほか)
第5章 理科系人材がビジネスに強い理由(理科系こそ自分の技術を売りに営業すればいい;論理的な人が、必ずしもクリエイティブな存在か? ほか)

著者等紹介

城戸淳二[キドジュンジ]
1959年大阪府生まれ。84年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。ニューヨークポリテクニック大学Ph.D.。山形大学大学院理工学研究科教授。93年世界初となる白色有機ELの開発に成功。有機EL国家プロジェクトの総括責任者を務め、三菱重工らとルミオテック社を創業

坂本桂一[サカモトケイイチ]
(株)フロイデ会長兼シニアパートナー、山形大学客員教授。1957年京都市生まれ。日本のITビジネスの黎明期から牽引役として活躍し、(株)サムシンググッド、アドビシステムズ(株)(当時社名アルダス(株))、(株)ウェブマネーなど数十社を設立。現在は戦略ビジネスの構想や、新規事業立ち上げ、事業再生などハンズオン型コンサルティング活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおい

23
要するに柔軟な頭と創造性が大切だ、ということである。著者のお二人とも、少し向こう見ずすぎるくらいの大胆さが成功を呼んだようなエピソードが多い。ただ、ここに書かれていることを実現できる人はやはり限られているだろう。それがセンスの差ということかな。2019/04/09

ペペ

12
日頃の生活を考え直すきっかけになった。常識にとらわれず過ごしていこうと思う。2017/07/17

Taizo

9
かなりマッチョなお二人の対談である。「24時間×7日一つのことを考え続けるやつに8時間×5日だけで勝てると思うのか?」「入社してからの3年間、1年にとった休みは0日、2日、11日」マッチョである。とはいえ学ぶことは多い。この本のテーマは「創造性」。特に理系の人間を勇気づけ、ビジネスサイドでも研究サイドでも活躍できるような人材を育みたい、という著者たちの心意気が溢れている。「リスクを取らないことが最大のリスク」だというマッチョな主張に全てが現れている。2020/05/17

maimai

6
研究する過程において養ったロジカルシンキングはビジネス面においても役立つと著者は説きます。市場の動向から新しい商品やサービスを開発して提案することは企業経営において大切なことでありますが、日本企業はどうしても新しい発想をする欧米企業の模倣になってしまい、豊富な知識とロジカルシンキングを持つ博士課程の学生に対する需要が高まってきていると考えられています。収益を伸ばす為には他の企業が手を出さない新しい分野の取り組みが大切になってくると考えられていますが、そのためにも論理的な物事の捉え方が着目されています2020/08/24

桂けい

6
 考えると調べるは、異なる。ネット社会の繁栄で、簡単に何でも調べられる様になったが、そのコトは、自分で導き出した答えではないコト。 この言葉は、心に刻んでおきたいです☆2016/06/05

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