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地方別・並列日本史

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  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569779546
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

日本全国、それぞれの歴史を同列に扱う。

京都で国風文化華やかなりし平安時代、北海道は擦文文化の真っ只中だった! 日本を10の地方に分け、各々の歴史をほぼ同じ分量で解説。

京都で貴族が密教にすがった平安時代、北海道は擦文文化の真っ最中だった。江戸で町人の文化が花開いた江戸時代中・後期、日本でもっとも豊かな地方は九州地方だった――。日本列島を十分割し、それぞれの歴史をほぼ同じ分量で語る。各地域の歴史、地域どうしの交流の歴史、そして日本全体の歴史をつかむことを目指す。わかりやすい解説には定評のある著者が、地図も多用して新鮮な知を提供。まずは「地方別・並列日本史早見表」で、それぞれの地域の歴史にふれていただきたい。

▼(内容例)飛鳥時代の大阪――四天王寺が建立される/奈良時代の東北――朝廷の拠点、多賀城が建設される/平安後期の関東――武士団が清和源氏に従う/戦国時代の沖縄――尚真が中央集権体制をつくり上げる/幕末の中部――大政奉還の一因となった「ええじゃないか」/明治時代の近畿――鉄道により新たな経済圏が誕生

●はじめに 
●地方別・並列日本史 
●第一章 飛鳥時代(五九二年-七〇九年) 
●第二章 奈良時代(七一〇年-七九三年) 
●第三章 平安前期(七九四年-九〇〇年) 
●第四章 平安後期(九〇一年-一一九一年) 
●第五章 鎌倉時代(一一九二年-一四九一年) 
●第六章 南北朝時代(一三三四年-一三九二年) 
●第七章 室町時代(一三九三年-一四九一年) 
●第八章 戦国時代(一四九二年-一五六七年) 
●第九章 安土・桃山時代(一五六八年-一五九九年) 
●第十章 江戸時代(一六〇〇年-一六八七年) 
●第十一章 江戸中・後期(一六八八年-一八二九年) 
●第十二章 幕末(一八三〇年-一八六八年) 
●第十三章 明治時代(一八六九年-一九〇〇年頃まで) 
●図版作成資料一覧  

内容説明

京都で貴族が密教にすがった平安時代、北海道は擦文文化の真っ最中だった。江戸で町人の文化が花開いた江戸時代中・後期、日本でもっとも豊かな地方は九州地方だった―。日本列島を十分割し、それぞれの歴史をほぼ同じ分量で語る。各地域の歴史、地域どうしの交流の歴史、そして日本全体の歴史をつかむことを目指す。わかりやすい解説には定評のある著者が、地図も多用して新鮮な知を提供。まずは「地方別・並列日本史早見表」で、それぞれの地域の歴史にふれていただきたい。

目次

飛鳥時代(五九二年‐七〇九年)
奈良時代(七一〇年‐七九三年)
平安前期(七九四年‐九〇〇年)
平安後期(九〇一年‐一一九一年)
鎌倉時代(一一九二年‐一三三三年)
南北朝時代(一三三四年‐一三九二年)
室町時代(一三九三年‐一四九一年)
戦国時代(一四九二年‐一五六七年)
安土・桃山時代(一五六八年‐一五九九年)
江戸前期(一六〇〇年‐一六八七年)
江戸中・後期(一六八八年‐一八二九年)
幕末(一八三〇年‐一八六八年)
明治時代(一八六九年‐一九〇〇年頃まで)

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県防府市生まれ。1979年、東京大学大学院国史学博士課程を修了。文学博士(東京大学)。現在、明治学院大学教授。日本古代史を専攻し、歴史哲学的視野を用いた日本の思想・文化の研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

10
再読。地方別の歴史は独自の文化を学ぶというより、他地方からどのようにして文化が伝わりどう変化していったか、を知る方が勉強になる。特に北海道や東北はもっと掘り下げるとおもしろそうだ。2017/03/11

maito/まいと

2
歴史能力検定受けている方にとってはおなじみの内容なれど、そうでない方は一度手に取っていただきたい1冊。中央政権地域と他地方との分量が同じという、画期的な構成になっているので、より広く各地域の歴史を知ることができます。この本をきっかけに地方・地域に関する理解を深められれば、これからの地方自治の時代に先駆けられる?2010/08/11

RuiRui

1
飛鳥から明治までの13の時代区分を、10ぐらいの地方に分けて列記。中央史観に偏りがちなのを横に見てみようという試みは面白いと思う。けど、新書というサイズで、わりと文字も大きめ、それが故に一つの時代の一つの地方については1ページ、多くても2ページ。高校の教科書を読んでいるようなざっくばらんさ。そのため、この本をもとにさらに細かなところまで書かれた本に進んでいこう、っていうところには残念ながら至らないかんじ。2014/02/04

wei xian tiang

1
いまいち。書題に騙されて買ったが、大変中途半端な雑書。「道中ええじゃないかを見たことが慶喜の大政奉還のきっかけ」等、随所に実証とは無縁の断定口調で、史学とは言えない史談の範疇。図版は豊富だがおそらくコピペ、図版編集に一貫性もない。同著者の合戦の日本史だったかも酷かったが、ここまでくるとゴーストライターへの名義貸しさえ疑う。2013/12/10

火烏

1
とってもフラット。2010/06/26

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