出版社内容情報
日本全国、それぞれの歴史を同列に扱う。
京都で国風文化華やかなりし平安時代、北海道は擦文文化の真っ只中だった! 日本を10の地方に分け、各々の歴史をほぼ同じ分量で解説。
京都で貴族が密教にすがった平安時代、北海道は擦文文化の真っ最中だった。江戸で町人の文化が花開いた江戸時代中・後期、日本でもっとも豊かな地方は九州地方だった――。日本列島を十分割し、それぞれの歴史をほぼ同じ分量で語る。各地域の歴史、地域どうしの交流の歴史、そして日本全体の歴史をつかむことを目指す。わかりやすい解説には定評のある著者が、地図も多用して新鮮な知を提供。まずは「地方別・並列日本史早見表」で、それぞれの地域の歴史にふれていただきたい。
▼(内容例)飛鳥時代の大阪――四天王寺が建立される/奈良時代の東北――朝廷の拠点、多賀城が建設される/平安後期の関東――武士団が清和源氏に従う/戦国時代の沖縄――尚真が中央集権体制をつくり上げる/幕末の中部――大政奉還の一因となった「ええじゃないか」/明治時代の近畿――鉄道により新たな経済圏が誕生
●はじめに
●地方別・並列日本史
●第一章 飛鳥時代(五九二年-七〇九年)
●第二章 奈良時代(七一〇年-七九三年)
●第三章 平安前期(七九四年-九〇〇年)
●第四章 平安後期(九〇一年-一一九一年)
●第五章 鎌倉時代(一一九二年-一四九一年)
●第六章 南北朝時代(一三三四年-一三九二年)
●第七章 室町時代(一三九三年-一四九一年)
●第八章 戦国時代(一四九二年-一五六七年)
●第九章 安土・桃山時代(一五六八年-一五九九年)
●第十章 江戸時代(一六〇〇年-一六八七年)
●第十一章 江戸中・後期(一六八八年-一八二九年)
●第十二章 幕末(一八三〇年-一八六八年)
●第十三章 明治時代(一八六九年-一九〇〇年頃まで)
●図版作成資料一覧
内容説明
京都で貴族が密教にすがった平安時代、北海道は擦文文化の真っ最中だった。江戸で町人の文化が花開いた江戸時代中・後期、日本でもっとも豊かな地方は九州地方だった―。日本列島を十分割し、それぞれの歴史をほぼ同じ分量で語る。各地域の歴史、地域どうしの交流の歴史、そして日本全体の歴史をつかむことを目指す。わかりやすい解説には定評のある著者が、地図も多用して新鮮な知を提供。まずは「地方別・並列日本史早見表」で、それぞれの地域の歴史にふれていただきたい。
目次
飛鳥時代(五九二年‐七〇九年)
奈良時代(七一〇年‐七九三年)
平安前期(七九四年‐九〇〇年)
平安後期(九〇一年‐一一九一年)
鎌倉時代(一一九二年‐一三三三年)
南北朝時代(一三三四年‐一三九二年)
室町時代(一三九三年‐一四九一年)
戦国時代(一四九二年‐一五六七年)
安土・桃山時代(一五六八年‐一五九九年)
江戸前期(一六〇〇年‐一六八七年)
江戸中・後期(一六八八年‐一八二九年)
幕末(一八三〇年‐一八六八年)
明治時代(一八六九年‐一九〇〇年頃まで)
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県防府市生まれ。1979年、東京大学大学院国史学博士課程を修了。文学博士(東京大学)。現在、明治学院大学教授。日本古代史を専攻し、歴史哲学的視野を用いた日本の思想・文化の研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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maito/まいと
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