出版社内容情報
この1冊で日本が抱える問題の構造がわかる!
国民が意識を替えて行動を起こせば、日本は世界で最も暮らしやすい国になる! 経済政策から未婚・晩婚対策まで、勝間氏が一刀両断。
私が世界を訪問して感じるのは、日本に対して反感を抱いている国はほとんどないということです。文化的な成熟に対する評価も高い。アニメだけでなく、映画や音楽などの芸術分野、加えて日本食も人気です。やはり二千年もの歴史がある国だということも魅力になっています。ですから、もっと自信を持っていいと思います。
▼ただ、デフレによって成長率はかなり下がっていますので、それが自信のなさの裏返しになっています。自信というのは、公正な社会や活力ある経済といった裏づけがあってはじめて生まれるものです。そのためにも、既得権益を温存するのではなく、正しく新陳代謝が行われる社会、努力した人が報われる公平で合理的な社会、お互いへの理解や配慮の気持ちを持ち、誰もが安心して暮らせる社会を目指しましょう。いまこそ日本を変えるチャンスです。
▼ぜひ本書を、日本の諸問題を読み解くための参考書としてご利用下さい。(勝間和代/本文より抜粋)
●まえがき
●1章
[デフレ対策]安定した物価上昇を政策目標とせよ
●2章
[産業対策]既得権益を廃止し、ベンチャーが育つ風土に
●3章
[雇用対策]労働時間の短縮で、企業も労働者も元気に
●4章
[教育対策]「がんばれば報われる社会」だと教えよう
●5章
[貧困対策]自己責任論で追いつめず、社会全体で取り組め
●6章
[未婚・晩婚対策]若者の雇用の安定化が、結婚への道を広げる
●7章
[少子化対策]あらゆる手段で、少子化に歯止めをかけよ
●8章
[住まい問題]「所有する住まい」から「使用する住まい」へ
●9章
[高齢化社会対策]高齢者が活躍できる場を地域につくれ
●10章
[医療対策]医療と介護は、財政面での援助が必要
●11章
[農業問題]消費者意識を変えることも、農業活性化の活路の一つ
●12章
[地方分権対策]地方主権型道州制が、日本の未来を拓く
●13章
[財政対策]国の将来を見据えた予算配分を
●14章
[環境問題]日本のエコ技術で、世界環境へ恩返しせよ
●15章
[世界の中の日本]世界のリーダーとしてのポジションを自覚せよ
内容説明
「日本は財政危機だから、即、消費税アップが必要」…って、ホントですか?国民が意識を変えて行動を起こせば、日本は世界で最も住みやすい国になる。
目次
デフレ対策―安定した物価上昇を政策目標とせよ
産業対策―既得権益を廃止し、ベンチャーが育つ風土に
雇用対策―労働時間の短縮で、企業も労働者も元気に
教育対策―「がんばれば報われる社会」だと教えよう
貧困対策―自己責任論で追いつめず、社会全体で取り組め
未婚・晩婚対策―若者の雇用の安定化が、結婚への道を広げる
少子化対策―あらゆる手段で、少子化に歯止めをかけよ
住まい問題―「所有する住まい」から「使用する住まい」へ
高齢化社会対策―高齢者が活躍できる場を地域につくれ
医療対策―医療と介護は、財政面での援助が必要〔ほか〕
著者等紹介
勝間和代[カツマカズヨ]
1968年、東京生まれ。経済評論家、公認会計士。中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学大学院ファイナンス研究科MBA取得、慶應義塾大学商学部卒業。当時、最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー・アンド・カンパニー、JPモルガン証券を経て独立。現在、株式会社監査と分析代表取締役。内閣府男女共同参画会議議員。2005年、『ウォールストリート・ジャーナル』で「世界の最も注目すべき50人」に選出。2006年、「エイボン女性大賞」を史上最年少で受賞。2008年、「第1回ベストマザー賞(経済部門)」を受賞。2009年、「世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leaders」に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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