国民の選択 勝間の視点―「先の見えない時代」を読む、変える

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国民の選択 勝間の視点―「先の見えない時代」を読む、変える

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569779454
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

この1冊で日本が抱える問題の構造がわかる!

国民が意識を替えて行動を起こせば、日本は世界で最も暮らしやすい国になる! 経済政策から未婚・晩婚対策まで、勝間氏が一刀両断。 

私が世界を訪問して感じるのは、日本に対して反感を抱いている国はほとんどないということです。文化的な成熟に対する評価も高い。アニメだけでなく、映画や音楽などの芸術分野、加えて日本食も人気です。やはり二千年もの歴史がある国だということも魅力になっています。ですから、もっと自信を持っていいと思います。

▼ただ、デフレによって成長率はかなり下がっていますので、それが自信のなさの裏返しになっています。自信というのは、公正な社会や活力ある経済といった裏づけがあってはじめて生まれるものです。そのためにも、既得権益を温存するのではなく、正しく新陳代謝が行われる社会、努力した人が報われる公平で合理的な社会、お互いへの理解や配慮の気持ちを持ち、誰もが安心して暮らせる社会を目指しましょう。いまこそ日本を変えるチャンスです。

▼ぜひ本書を、日本の諸問題を読み解くための参考書としてご利用下さい。(勝間和代/本文より抜粋)

●まえがき 
●1章 
[デフレ対策]安定した物価上昇を政策目標とせよ 
●2章 
[産業対策]既得権益を廃止し、ベンチャーが育つ風土に 
●3章 
[雇用対策]労働時間の短縮で、企業も労働者も元気に 
●4章 
[教育対策]「がんばれば報われる社会」だと教えよう 
●5章 
[貧困対策]自己責任論で追いつめず、社会全体で取り組め 
●6章 
[未婚・晩婚対策]若者の雇用の安定化が、結婚への道を広げる 
●7章 
[少子化対策]あらゆる手段で、少子化に歯止めをかけよ 
●8章 
[住まい問題]「所有する住まい」から「使用する住まい」へ 
●9章 
[高齢化社会対策]高齢者が活躍できる場を地域につくれ 
●10章 
[医療対策]医療と介護は、財政面での援助が必要 
●11章 
[農業問題]消費者意識を変えることも、農業活性化の活路の一つ 
●12章 
[地方分権対策]地方主権型道州制が、日本の未来を拓く 
●13章 
[財政対策]国の将来を見据えた予算配分を 
●14章 
[環境問題]日本のエコ技術で、世界環境へ恩返しせよ 
●15章 
[世界の中の日本]世界のリーダーとしてのポジションを自覚せよ 

内容説明

「日本は財政危機だから、即、消費税アップが必要」…って、ホントですか?国民が意識を変えて行動を起こせば、日本は世界で最も住みやすい国になる。

目次

デフレ対策―安定した物価上昇を政策目標とせよ
産業対策―既得権益を廃止し、ベンチャーが育つ風土に
雇用対策―労働時間の短縮で、企業も労働者も元気に
教育対策―「がんばれば報われる社会」だと教えよう
貧困対策―自己責任論で追いつめず、社会全体で取り組め
未婚・晩婚対策―若者の雇用の安定化が、結婚への道を広げる
少子化対策―あらゆる手段で、少子化に歯止めをかけよ
住まい問題―「所有する住まい」から「使用する住まい」へ
高齢化社会対策―高齢者が活躍できる場を地域につくれ
医療対策―医療と介護は、財政面での援助が必要〔ほか〕

著者等紹介

勝間和代[カツマカズヨ]
1968年、東京生まれ。経済評論家、公認会計士。中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学大学院ファイナンス研究科MBA取得、慶應義塾大学商学部卒業。当時、最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー・アンド・カンパニー、JPモルガン証券を経て独立。現在、株式会社監査と分析代表取締役。内閣府男女共同参画会議議員。2005年、『ウォールストリート・ジャーナル』で「世界の最も注目すべき50人」に選出。2006年、「エイボン女性大賞」を史上最年少で受賞。2008年、「第1回ベストマザー賞(経済部門)」を受賞。2009年、「世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leaders」に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いろは

17
勝間和代は、マッキンゼーなどに勤めていたバリバリのキャリアウーマンと思いきや、審査員をやったり、コミュニティを作ったり、寄付をしたり、慈善事業にも携わってるみたいで、印象が変わった為に、今回も彼女の作品を読んでみた。彼女の『日本を変えたい』という思いが本当に強く感じる。日本の様々な社会問題に立ち向かい、読み解く姿。そして、何より彼女の文体はわかりやすい。やっぱり日本は海外より随分遅れている。そう思わずにはいられなかった。それにしても、日本と海外の比較ができるその知性が、インテリジェンスで素晴らしいと思う。2018/12/09

みんと

6
先の見えない時代といわれる現代の日本で危惧されること、それは誰もが多くのメディアからや実生活から認識していることではあるが、もっと、一人一人が強く意識し、解決策の視点を変えてみることが必須となる。 デフレ、労働時間と労働生産性の関係、教育格差、少子化、住環境、医療と介護、農業活性化などの多くの問題に国民がもっと積極的に考え、行動し、声を上げ続けることの重要性を改めて認識させられた。2010/11/16

おちゃづけ

3
話題の争点・論点を読み解く参考書として15の問題を取り上げている。政治経済に疎い私にも考えたり、気づく糸口を与えてくれました。デフレの先には教育、少子化にまで及ぶ貧困のスパイラルがあり、そしてデフレ克服の金融政策を国がしっかりと行う必要がある、というのが印象に残りました。2010/07/27

やす

1
広く浅くもっともらしく。表紙の写真はあまりに酷いが、中身はしっかりしている。2021/05/28

serumisu

1
1つ1つのネタの掘り下げは浅い。セミナーやブログに見ればこれ位の事はいくらでも書かれている。ただ「本」にまとめていつでも読める形にしたのはありがたい。入り口に最適な本。2010/08/11

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