出版社内容情報
よい写真を撮るための感性が磨かれる本。
カメラの性能が向上し、もはや技術で写真に差をつけるのは難しい。プロ写真家が贈る、いい写真を撮るための感性を磨く42のメッセージ。
「いつも同じような写真になり、何かもの足りない」
▼「もう一段、レベルアップした写真を撮りたい」
▼そんな方に、日常の何気ない風景を独自のフレーミングで切り取るプロ写真家が、自分のセンスを磨きながら写真を楽しむヒントを教える。
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▼いい写真、おもしろい写真を撮るために必要なのは、テクニックではなく感性だ。
▼本書は、感性の写真家が、これまで撮影した写真の中から完成度の高い作品を選び抜くとともに、写真に対しての考え方や願いを印象的な短い文章にまとめたものである。
▼30年以上にわたる撮影活動、10万枚以上の写真の中から44点を厳選した「野寺治孝の究極のベストセレクション」として価値ある写真集でもあり、写真を愛するすべての人に贈るハートフルなメッセージ集でもある。
▼この地球の「すべての空の下で」起こっている出来事を、写真に撮ることができる。
▼そして、大切なことは、上手に撮ることではなく、楽しむことなのだ。
●まえがき(この本の使い方)
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[01]最小限の機材で最高の写真を撮ろう。
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[02]カタログや雑誌を読んで、カメラのスペックを暗記したって何にもならない。
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[03]写真以外のことにも興味を持とう。
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[04]大切な人をきれいに撮りたいから、このカメラが欲しい。
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[05]強さのなかに優しさがある。
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[06]時代を意識するな。時代は勝手にやってきて自然に宿る。
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[07]ファインダーの四隅には天使がいる。
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[08]偶然はクリスマスプレゼント。
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[09]「うまく撮ろう」と思った瞬間から女神は遠ざかる。
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[10]写真は狩りに似ている。
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[11]考えるよりも感じよう。
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[12]迷うな。自分の感性を信じよう。
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[13]モノマネはいちばんの近道。
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[14]海を撮るならば、海洋学よりも漁師の感覚。
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[15]最初の1枚目は100パーセント直感で。2枚目からは冷静に。
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[16]熱くなっている自分の後ろ姿を冷静に見ている、もう一人の自分。
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[17]あの日、あの時、あの場所にいたことは偶然ではなく必然だった。
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[18]感動できなくなったならば、写真はやめたほうがいい。
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[19]すべては準備から始まる。
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[20]今日、初めてカメラを持った人になりたい。
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[21]好きか、嫌いか。
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[22]いい写真からは風が吹いてくる。
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[23]とにかくシャッターを押そう。すべてはそこから始まる。
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[24]写真は往きに撮ろう。
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[25]いちばん大切な人に見せたい。
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[26]実は見えないものが、いちばん大事。
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[27]言葉で伝えきれない“何か”を写真で伝えたい。
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[28]もしも人生最後の1枚を撮るとしたら。
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[29]カメラはタイムマシーン。
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[30]写真はジャズ。
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[31]テクニックか、感性か。
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[32]「を」から「で」にすると写真は変わる。
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[33]体はリラックスさせ、目には力を。
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[34]イベントよりも日常を。
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[35]「今日は体調が悪い」こんな日に写真。
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[36]花は咲いた時がきれいか。散った時がきれいか。
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[37]誰かに見せよう。
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[38]一瞬の幸福感。
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[39]たかが写真、もっと楽しもう。
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[40]写真に最高の形はない。しかし今日の形が最高。
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[41]すべての空の下で。
●あとがき
●撮影地
内容説明
技術よりも感性で撮ろう。そのほうが写真は面白い。
目次
最小限の機材で最高の写真を撮ろう。
カタログや雑誌を読んで、カメラのスペックを暗記したって何にもならない。
写真以外のことにも興味を持とう。
大切な人をきれいに撮りたいから、このカメラが欲しい。
強さのなかに優しさがある。
時代を意識するな。時代は勝手にやって来て自然に宿る。
ファインダーの四隅には天使がいる。
隅然はクリスマスプレゼント。
「うまく撮ろう」と思った瞬間から女神は遠ざかる。
写真は狩りに似ている。〔ほか〕
著者等紹介
野寺治孝[ノデラハルタカ]
1958年、千葉県浦安市生まれ。本郷高校デザイン科、日活TV映画芸術学院卒業。’76年頃から本格的に写真を始める。広告デザイナーを経て、’84年にニューヨークを撮った作品を自費でポストカードとして製作販売、これを機にプロの写真家となる。’91年「スローハンド・野寺治孝写真事務所」を設立。国内外を問わず様々な場所をフィールドに、独自の視点で捉えた作品を多数発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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