出版社内容情報
秀吉を天下人に押し上げた天才軍師とは?
豊臣秀吉が天下をとるには、この男の智謀が欠かせなかった。天才軍師・竹中半兵衛。「義」と情熱を胸に散った男の生きざまに迫る。
「無用な血を流さずとも、勝つことはできるのだ!」
▼抜きんでた智略に、涼やかな風貌と穏やかな物腰をあわせもつ軍師・竹中半兵衛。戦を厭い、太平の世を実現するため、数々の戦で鮮やかな鬼謀をめぐらした。秀吉の天下取りを支えた男は、36年の生涯をどのように駆け抜けたのか。常に重んじた「信義」とは何か。「秀吉の二兵衛」としてともに戦った黒田官兵衛との絆は、いかにして育まれたのか。天才軍師の生涯に迫る。
●秀吉を天下人に押し上げた男 竹中半兵衛 信義に貫かれたその「智略」
▼【序】
●
[加藤 廣]戦を嫌い、信義を重んじる天才は、なぜ秀吉の軍師となったのか
●〔Visuial〕京極丸を奪え! 小谷城分断作戦
●〔Visuial〕不世出の軍師、かく戦えり
▼【第一章】天才軍師の名、天下に轟く
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[永岡慶之助]十八人で稲葉山上を奪取! 信長を驚愕させた鮮やかな手並み
●〔Column〕「座敷で小便を垂れ流せ!」 半兵衛流軍談の聞き方
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[岩井三四二]語らずとも通じ合う主従 秀吉との出会いからすべては始まった
●〔Column〕家中の嫉妬をかわした智恵
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[工藤章興]「それがしにお任せを」 浅井勢を撃退してのけた軍略の冴え
●〔Visuial〕姉川の戦い、味方の窮地を救った陣形変更
▼【第二章】秀吉を天下人に押し上げた男
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[野村敏雄]小谷城攻略とお市親子救出、二つの任を全うするための秘策とは
●〔Column〕武田軍の陽動を見抜く! 長篠の戦いでの状況判断
●
[八尋舜右]魔王への挑戦! 死期を悟った軍師が最後に守ろうとしたもの
●〔Visuial〕完全包囲! 三木城兵糧攻め
●〔Column〕なぜ、絶えず足の指を動かしていたのか
▼【第三章】「信義」の絆で結ばれた二人の兵衛
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[火坂雅志]本当の軍師とは… 半兵衛から官兵衛に受け継がれた志
●〔Visuial〕織田か? 毛利か? 予断を許さぬ播州情勢
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[永岡慶之助]「織田に付くべし」 小寺家家老の機略が導いた半兵衛との出会い
●〔Visuial〕二人の天才軍師、中国を席捲!
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[工藤章興]「孫子の兵法でござるな」 心を通わせる二兵衛、播州平定戦へ
●〔Column〕期せずして一致した策
●
[八尋舜右]強かな真の軍師に… 形見の采配とともに天才が天才に託したもの
●〔Column〕受け継がれた「二兵衛」の絆
内容説明
「無用な血を流さずとも、勝つことはできるのだ!」涼やかな容姿と物腰に熱い魂を秘めた男、半兵衛。彼が貫いた「信義」とは?月刊『歴史街道』より選りすぐった愛蔵版。
目次
序 戦を嫌い、信義を重んじる天才は、なぜ秀吉の軍師となったのか
第1章 天才軍師の名、天下に轟く(十八人で稲葉山城を奪取!信長を驚愕させた鮮やかな手並み;語らずとも通じ合う主従秀吉との出会いからすべては始まった;「それがしにお任せを」浅井勢を撃退してのけた軍略の冴え)
第2章 秀吉を天下人に押し上げた男(小谷城攻略とお市母子救出、二つの任を全うするための秘策とは;魔王への挑戦!死期を悟った軍師が最後に守ろうとしたもの)
第3章 「信義」の絆で結ばれたふたりの兵衛(本当の軍師とは…半兵衛から官兵衛に受け継がれた志;「織田に付くべし」小寺家家老の機略が導いた半兵衛との出会い;「孫子の兵法でござるな」心を通わせる二兵衛、播州平定戦へ;強かな真の軍師に…形見の采配とともに天才が天才に託したもの)
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木内古子
ミコト。
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- 和書
- なごや飲食夜話千秋楽