出版社内容情報
大好評「知っておいてほしいこと」シリーズ第4弾。松下政経塾所蔵未公開テープを中心に編集。松下幸之助の絶えざる熱意がほとばしる。
本書は2009年ビジネス書ベストセラーとなった『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』の続編です。故・松下幸之助が、自ら創設した松下政経塾において、若き塾生たちに直接語りかけた記録の中から、いまリーダーの任にある人そしてこれからリーダーになる人に資するところがあると思われる内容を厳選、要点整理をして纏めたものです。いまの日本経済は2008年末以降の大変厳しい状況からは徐々に脱しつつありますが、まだまだ予断を許さない状況にあります。大きな「不安」は、いまだ拭い去れない状況にあります。一方で世界経済全体を俯瞰すれば、金融資本市場の混乱などはあれ、確実に「日に新た」なる成長を続けています。では日本の成長のカギとはなにか――それはやはり「人」であり、特に「リーダー」の存在ではないでしょうか。本書の内容が、日々奮闘されている各方面のリーダーの方々の「心」に届き、「励まし」となることを切に願います。
●発刊にあたって
●I章 学び方 ――みずからを鍛え、磨き、高める
●II章 考え方 ――事の本質を知り、知恵を使いこなす
●III章 働き方 ――人間の本質を知り、人間を大切にする
●第4章 生き方 ――限りない希望、大いなる理想に燃える
●あとがきにかえて
内容説明
人の苦しみや喜びといったものを理解できる人でなければ意義ある仕事はできないし人を導くことも幸せにすることもできない。松下政経塾所蔵の約百時間におよぶ未公開テープを中心に厳選した成功の知恵。
目次
1章 学び方―みずからを鍛え、磨き、高める(体験を生かす人、捨て去る人;人を幸せにするリーダー;自分で自分を監督しているか;自修自得をしているか;実学の積み重ねが一瞬にして現われる;習うことも教えることもできないこと;素直な心で知恵を磨く;自分を叱り自分をほめているか;自我は一生つきまとう;先見性は必要か;肉眼と心眼)
2章 考え方―事の本質を知り、知恵を使いこなす(洞察力のある人になる;志を固めて、堅持する;世間から知恵を授かる;追いつめられて、いい知恵は出てくる;融通無碍になる;人間の性を認める;“清”を飲んでも“濁”は捨てる;人間を高め、知恵を高める;自分で辛酸をなめる;努力の総和が繁栄を産む;悲観と楽観;心に善意をもつ)
3章 働き方―人間の本質を知り、人間を大切にする(人格と仕事;ふわふわしていては何もできない;先立つものは信用;熱意と運命;一人一業;商品と広告宣伝;社会通念という義務;本業に専心する;それぞれにそれぞれの役割がある;“とどめ”を刺す;発展と衰退にある真理;会社という運命共同体;前進すべきか、撤退すべきか;ただ厳しいだけではいけない;“空気”でわかる)
4章 生き方―限りない希望、大いなる理想に燃える(青春とは心の若さである;天の要望に従う;時運に乗る人、乗れない人;困窮を知る尊さ;悩みに負けない;度胸のある生き方;私心を捨てる;運命を生かすのは自分;辛抱強く耐える力)
著者等紹介
松下幸之助[マツシタコウノスケ]
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電燈(株)に勤務。大正7(1918)年、23歳で松下電気器具製作所(昭和10年に松下電器産業に改称)を創業。昭和21(1946)年にはPHP研究所を創設。平成元(1989)年に94歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Kaz
Kei
ルル
ノリピー大尉
dai965
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