内容説明
隣りの国に、強敵があることを喜ぶべし。魂をゆさぶる200の言葉と教え。
目次
第1章 天下人篇
第2章 東北・関東篇
第3章 中部篇
第4章 近畿篇
第5章 中国・四国篇
第6章 九州篇
感想・レビュー
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蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
52
戦国武将名言集。表紙が信長等ではなく毛利元就と黒田官兵衛というのが渋い。家来がいた人達の名言である為、9割はお説教である。平社員の私が読むと耳が痛いものが多いのだが、「武芸以外は無用の事」的な発言もあれば、「武芸しかない武者は駄目だ」的発言もある。要するに文化人の名言と違い、武将個人の性格が分かる発言集である。信長はナルシスト。秀吉はお調子者。家康は可愛くない。信玄は解った様な事を言う。謙信はキザ。元就は人の肚を見る。前田利家は発言もつまらない。石田三成の狷介。本多正信の意外な清廉潔白。楽しく読了。2016/05/18