出版社内容情報
新渡戸稲造『武士道』の新装版。
将来への不安と閉塞感が広がる日本。生きる指針と誇りを失った日本人に贈る、世界的名著『武士道』のわかりやすい新訳。新装版。
武士道は、日本の象徴である桜花とおなじように、日本の国土に咲く固有の華である。それはわが国の歴史の標本室に保存されているような古めかしい道徳ではない。いまなお力と美の対象として、私たちの心の中に生きている――。こう、新渡戸稲造が書いてから、百年以上経った。しかし今こそ、私たちはこの言葉をかみしめるべきだろう。
▼政治家や官僚、企業の経営者をはじめたとしたリーダー、そして我々市民にいたるまで、精神の支柱を見失ったがための、倫理的荒廃や活力の喪失は覆うべくもない。しかし、日本人の表皮を剥げば、そこには「サムライ」が現れるはず。もし本書を読んで心動かされるところがあるなら、武士道がいまなお、私たちの心に生きている証拠ではないだろうか。
▼本書は、世界中で読み継がれてきた名著中の名著の現代語訳。旧版から6年半がたち、ここに装いを新たに改めて、読者にお届けしたい。
●新装版 訳者まえがき
●第一版の序文
●増訂第十版の序文
●第一章 武士道とはなにか
●第二章 武士道の源はどこにあるか
●第三章 義 ――武士道の礎石
●第四章 勇 ――勇気と忍耐
●第五章 仁 ――慈悲の心
●第六章 礼 ――仁・義を型として表わす
●第七章 誠 ――武士道に二言がない理由
●第八章 名誉 ――命以上に大切な価値
●第九章 忠義 ――武士は何のために生きるか
●第十章 武士はどのように教育されたのか
●第十一章 克己 ――自分に克つ
●第十二章 切腹と敵討ち ――命をかけた義の実践
●第十三章 刀 ――武士の魂
●第十四章 武家の女性に求められた理想
●第十五章 武士道はいかにして「大和魂」となったか
●第十六章 武士道はなお生き続けるか
●第十七章 武士道が日本人に遺したもの
●訳出にあたって
●解説
内容説明
サムライのごとく気高く生きよ。読みやすい現代語訳。
目次
武士道とはなにか
武士道の源はどこにあるか
義―武士道の礎石
勇―勇気と忍耐
仁―慈悲の心
礼―仁・義を型として表わす
誠―武士道に二言がない理由
名誉―命以上に大切な価値
忠義―武士は何のために生きるか
武士はどのように教育されたのか
克己―自分に克つ
切腹と敵討ち―命をかけた義の実践
刀―武士の魂
武家の女性に求められた理想
武士道はいかにして「大和魂」となったか
武士道はなお生き続けるか
武士道が日本人に遺したもの
著者等紹介
岬龍一郎[ミサキリュウイチロウ]
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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minijeeP
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Nao Masa
Nao Masa
ぽーろ