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内容説明
食欲をそそるいい匂い、果実の爽やかな香り。食べ物は匂いがあるから「おいしさ」も引き立つ。いい香りは心地良さや精神の安定につながる。いやなにおいがすれば逃げ出したくなる。しかし、香りを感じる脳のメカニズムは、長らく分からなかった。なにしろ、数十万種類もの香り分子を脳はいったいどのようにして感じるというのか、大きな壁が科学者の前に立ちふさがっていた。本書は、この謎を解き明かしてゆく近年の驚きと新発見に満ちたドラマを再現する。
目次
第1章 日常生活での嗅覚の役割
第2章 におい分子受容体の発見
第3章 脳へのにおい情報の入口
第4章 脳のなかのにおい地図
第5章 においを伝える神経回路
第6章 においを評価する
第7章 においと意欲と情動
第8章 嗅覚研究への期待
著者等紹介
森憲作[モリケンサク]
1972年に大阪大学理学部物理学科を卒業。同大学大学院では、「脳の可塑性と記憶」の研究で有名な塚原仲晃研究室で神経科学を学び、修士課程修了。群馬大学の高木貞敬研究室の助手・講師となり、嗅覚の研究を始める。エール大学の研究員、大阪バイオサイエンス研究所副部長、理化学研究所脳科学総合研究センター・グループディレクターなどを経て、東京大学医学部教授(細胞分子生理学)。「嗅覚神経系および脳のなかの匂い地図」の研究で世界をリードする研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



