内容説明
筋を通し、合理的に生きる人は強い。目先の利益に囚われず、易きに流れることもなく、大所高所から最も全体の利益が大きい選択を行う。この習慣の積み重ねが、周りの人からの確かな信頼、仕事における確かな成果、そして悔いのない人生をもたらす。そんな生き方を体現したのが、「アメリカ資本主義の育ての親」であり、実業家、政治家、科学者のフランクリンだ。手帳を活用して「徳」を身につける、相手を論破せず主張を通す、企画を立てる際はまず全体像を見通す…。彼の習慣は誰でも実践できる。
目次
序章 成功哲学の原点はフランクリンにあり(稀代の大偉人による「成功哲学」;利益と倫理は矛盾しない ほん)
第1章 「徳」を手帳で身につける(徳はビジネスの“基本フォーム”だ;「徳」の一番目が「節制」である理由 ほか)
第2章 確実な成果を得る成功習慣(船乗りを目指していた彼が、印刷工に興味を持った理由;人生の“ベースキャンプ”としての印刷業 ほか)
第3章 確実な信頼を得る人間関係術(上司に「見込みのあるヤツ」と思わせる工夫をせよ;自分の主人よりも頼りにされる ほか)
第4章 筋を通して、強く生きる(フランクリンの大きな強み―“地続き感”;アメリカのあるべき姿を起草 ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞受賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)など多数。小学生向けセミナー「斎藤メソッド」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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