PHP新書<br> 筋を通せば道は開ける―フランクリンに学ぶ人生の習慣

電子版価格
¥660
  • 電書あり

PHP新書
筋を通せば道は開ける―フランクリンに学ぶ人生の習慣

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569776453
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0230

内容説明

筋を通し、合理的に生きる人は強い。目先の利益に囚われず、易きに流れることもなく、大所高所から最も全体の利益が大きい選択を行う。この習慣の積み重ねが、周りの人からの確かな信頼、仕事における確かな成果、そして悔いのない人生をもたらす。そんな生き方を体現したのが、「アメリカ資本主義の育ての親」であり、実業家、政治家、科学者のフランクリンだ。手帳を活用して「徳」を身につける、相手を論破せず主張を通す、企画を立てる際はまず全体像を見通す…。彼の習慣は誰でも実践できる。

目次

序章 成功哲学の原点はフランクリンにあり(稀代の大偉人による「成功哲学」;利益と倫理は矛盾しない ほん)
第1章 「徳」を手帳で身につける(徳はビジネスの“基本フォーム”だ;「徳」の一番目が「節制」である理由 ほか)
第2章 確実な成果を得る成功習慣(船乗りを目指していた彼が、印刷工に興味を持った理由;人生の“ベースキャンプ”としての印刷業 ほか)
第3章 確実な信頼を得る人間関係術(上司に「見込みのあるヤツ」と思わせる工夫をせよ;自分の主人よりも頼りにされる ほか)
第4章 筋を通して、強く生きる(フランクリンの大きな強み―“地続き感”;アメリカのあるべき姿を起草 ほか)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞受賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)など多数。小学生向けセミナー「斎藤メソッド」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Happy Like a Honeybee

6
人間の幸福は、時たま起る素晴らしい幸福よりも、日々起こってくる些細な便宜から始まる。 ベンジャミンフランクリンの十三徳をベースに斎藤孝氏の持論を展開する一冊。フランクリンの書物が読み継がれる背景には、マックスウェーバーのプロテスタント〜に匹敵する資本主義の精神が記されているのだろう。2017/06/04

たか

5
フランクリン自伝をもとに現代を生きていくヒントを学べた 齋藤先生がわかりやすく説明してるんでとても読みやすかった。 心の苦しさは困難の多さではなく 困難をどれだけ整理できるかによる。 常にフェアであれ など なるほど人や社会のために何かをすることが大切なんやな 他の人のためにがんばることの大切さを再確認した。2016/01/09

masa

4
フランクリン自伝の解説本を探していたところ、斎藤孝さんの本から見つけけました。・仕事で対立する相手とでも相手に寄り添いつつずらして公私の区別をつけることで、プライベートでも仲良くすることができる。・基礎からやり直すことで、長所を伸ばす前に短所を矯正する。90点を100点に引き上げるよりも、40点の科目を70点にするほうが簡単である。・生活費と書籍代を別会計にするなど「徳」を習慣化し、今の仕事に集中して「公共性」を追求することで、協力者が現れ自動的に押し上げられる。フランクリンの様な大物になりたいものです。2014/09/16

沢庵(たくあん)

4
ベンジャミンフランクリン自伝からの言葉を抜粋して、現代の人生に通じる考え方を齊藤孝流で解説しています。フランクリン自伝の入門的位置づけ。p85 常にフェアであれ。これに尽きます。『ベンジャミンフランクリン自伝』も読んでみようかと思います。2010/07/19

Hiroki Nakama

2
ソクラテス式説得 徳チェック2016/01/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/472434
  • ご注意事項