最新科学が解明 男脳がつくるオトコの行動54の秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569776422
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0030

出版社内容情報

男性を突き動かすものは何かを脳科学で解明。

男脳には、女脳にはない染色体がある。男脳の視床下部にある性衝動の空間は女脳の倍以上。男の行動は、男脳に突き動かされている。

男性の脳のつくり、ホルモンの仕組みを明らかにして、オトコの不可思議な行動を明らかにする。

▼「乳児期のなんでも珍しがる脳」「幼児期のとにかく動きまわりたい脳」「10代の睡眠不足で退屈でスリルを求める脳」「情熱的に異性を求める脳」「子どもを溺愛する父親としての脳」「出世欲にとらわれた攻撃的な脳」など、オトコの行動の多くは脳に支配されている。

▼男性の脳の特徴としては、視床下部を占める性的衝動を司る空間は、女性の2.5倍あり、力強い行動や攻撃性を司る脳内空間も、男性は女性に比べて大きい。そして、脳のもっとも原初的な領域を司る扁桃体は、女性より大きく、これは何かを守るための攻撃性を促進する処理装置である。

▼また、細胞レベルにおいても、男脳にはY染色体があるが、女性の脳にはない。そして男性は、受胎8週間には、テストテロンというホルモンの影響によって、オトコとして目覚めていくのである。

▼オトコを理解する一冊!

●謝辞 
●男脳の特徴 
●神経ホルモンの役者たち 
●男性のライフサイクル 
●プロローグ 男を男たらしめるものとは 

[Chapter 1]少年の脳 

[Chapter 2]ティーンエイジャーの男子の脳 

[Chapter 3]交配脳 ――愛と欲望 

[Chapter 4]ベルトの下の脳 

[Chapter 5]父親の脳 

[Chapter 6]男というもの ――男性の感情の生態 

[Chapter 7]成熟した男性の脳 
●エピローグ 男脳の未来 
●付録 男脳と性的嗜好 
●NOTES(注釈) 

内容説明

なぜ、競争、問題解決を好み、女性に求愛するのか?とにかく動き回る男児、スリルを求める10代、人の言うことを聞かない攻撃性、男児から大人の男まで、脳のしくみを解説。オトコが理解できる。

目次

1 少年の脳
2 ティーンエイジャーの男子の脳
3 交配脳―愛と欲望
4 ベルトの下の脳
5 父親の脳
6 男というもの―男性の感情の生態
7 成熟した男性の脳

著者等紹介

ブリゼンディーン,ローアン[ブリゼンディーン,ローアン][Brizendine,Louann]
医学博士。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の精神神経医学者であり、「女性の心とホルモンのクリニック」を開設。ハーバード大学医学部で教鞭をとり、エール大学で医学を、カリフォルニア大学バークレー校で神経生物学を修める。夫と息子とともに、サンフランシスコのベイ・エリアに暮らす

卓依子[ハヤノヨリコ]
1970年、鎌倉市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。出版社勤務を経て、青木日出夫氏に師事し、翻訳を学ぶ。現在、大正大学講師、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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seri

43
最近脳科学系に興味があってよくパラパラしてるんですが、それぞれの影響を持つホルモンを神や騎士に分かりやすく例えて、男性の幼児期から青年期、壮年期、更年期にまで言及してるのが面白くてついしっかり読了。友達の子供が男の子でよく話に聞いていた女の子との行動、反応の違いがホルモンで解説されるとこんなにも理解できるのかと驚きでした。思春期のホルモンバランスにも納得。でもバソプレッシン受容体の遺伝子の長い男が良い男なんて言われても、どこで見分ければいいんでしょうか…(笑)それこそ青い喉でいて欲しい。2015/12/16

COLD SWEAT

1
年代別に男の子の行動の理由が、脳のはたらきからくるものだと、科学的根拠に基づいて説明している。納得!2010/06/08

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